スリランカ、ゴールの旧市街がコロニアルでめちゃイイ感じ【世界遺産】

ゴールのコロニアルな建物
LINEで送る
Pocket

 

旅行先として、静かなブームのスリランカ。

なかでもゴールという街は、大航海時代のおもかげ残す、コロニアルな雰囲気が人気です。

旧市街は世界遺産に登録されてる観光名所で、ビーチはリゾートとしてスリランカNo.1。(【最新】スリランカ観光おすすめ8。世界遺産〜占い・カレー・紅茶・アーユルヴェーダまで)

国際空港からのアクセスもよいので、弾丸ツアーで遊ぶのにもぴったりです。

しかもただいま絶賛売り出し中。

ホテルはどんどん建つわ、店は続々オープンするわで日々アップデートされているので活気に満ちてます。

とても楽しい。

今回は、そんなゴールの旧市街の魅力と楽しみ方をご紹介していきます。

スポンサーリンク

ゴールの写真

 

ゴールの旧市街は、城砦に囲まれた岬です

「Talalla House」という新しいホテルが作った動画が、街の全体像をつかむのにとてもいいので、まずはこちらをどうぞ(2:27)。

このホテルについては、ゴールのビーチリゾート編でご紹介しますね。

さ、いよいよ街の中に入ります。

まずはスリランカの歴史のお散歩

ゴールのオールドゲート
大英帝国の紋章がほどこされた「オールドゲート(外側)」

岬のつけ根から左に回りこんで「オールドゲート」から入ります。

大きなメインゲートもあるんですが、断然こっちのほうが雰囲気ステキ。

でこの「オールドゲート」、城砦の外側は大英帝国の紋章なんですが…

ゴールのオールドゲート内側
こちらは東インド会社の略称VOCをあしらった紋章が見られる

通り抜けて振りかえると、「オランダ東インド会社」の紋章なんです。

スリランカを最後に支配していたのは英国で、オランダの植民地だったのはその前なのに…

ワタシA
なぜイギリスは、こちら側の紋章を変えなかったんでしょう?

 

ゴールの支配者たち

スリランカはまず、16世紀はじめに、ポルトガルによって支配されます。

日本は戦国時代ですけど、大航海時代のポルトガルがバリバリにアジア進出を展開してたころ。

1543年〝イゴ予算増エル〟鉄砲伝来とかの少し前に、スリランカは征服されました。

つぎに17世紀半ば、「オランダの東インド会社」が、ポルトガルにとって変わります。

ワタシA
会社といっても、軍隊を使って戦争したり、
国同士の条約を結んだりできる強大な特権をもってました

で、このオランダ植民地時代に、ゴールは港町として大きく発展しますが、

オランダの国力が衰えた18世紀末、大英帝国の支配に変わります。

ゴールの海洋国立博物館

なぜ大英帝国は、紋章を変えなかったの?

城砦の土台を築いたのがポルトガルで、現在のようなきっちりとした砦に建設したのがオランダ…

で、最後にやってきた英国は、城砦には手をつけずに保存して、そのまま使ったのだそうです。

古いものを大切にする英国人ってことなのか?!

紋章を変えなかったのは、スゴい自信の現れなんじゃないかと思われます。

〝パクスブリタニカ=英国の平和〟とかいって、ローマ帝国の〝パクスロマーナ=ローマのの平和〟になぞらえちゃうくらいだったんで…はぁ

〝ジシン〟といえば、2004年のスマトラ島沖地震による津波で、ゴールの街もたいへんな被害にあいました。

でも、砦が堅牢だったので、旧市街は被害を受けずにすんだそうです。

そんなことがあり、地元では〝奇跡の世界遺産〟と呼ばれているそう。

ゲートのあるこの建物は「オランダの東インド会社」が倉庫として使っていたところだそうで、いまは「国立海洋考古学博物館」になってます。

ゴールの旧市街は小さいので、気ままに歩いても平気

ゴールのダッチホスピタル
いまはショップやレストランが入っている「ダッチホスピタル」

黄色い壁のゲートのある建物を左に見ながら、道なりに行きます。

10分足らずで、真っ白な「オールド・ダッチホスピタル」に到着。

文字通り、病院だったところですが、いまはレストラン&カフェが6軒、ほかにジュエリーショップやギャラリー、雑貨店が入ってます。

海側の2階にあるレストランのテラス席で、ビールを飲むのがおすすめ。

潮風が気持ちよいです。

ゴール旧市街

建物の前の道、ホスピタル・ストリート(Hospital Street)を行くと、3分で灯台。

この灯台、1848年に英国によって建てられましたが、火事で焼けてしまったので、いまある灯台は1939年に建てられた2代めです。

で、この灯台の向かい側にあるのがモスク。

じつはいま、この旧市街=砦のなかに住んでいるのは、アラブ人がいちばん多いんだそう。

アラブの人たちは、大航海時代のはじまるずっと前から、ここゴールにスパイスを買いつけにやって来て以来のおなじみ。

そんな古代アラブ人の末裔が、旧市街に住んでるわけです。

ゴールの城砦

後ろを振り返ると、こんな大砲を置く場所(稜堡といって死角をなくすために突き出ている)があります。

ここに来ると、旧市街が城砦に囲まれてるのがナントナク分かります。

で、こちらを左に5分。

ランパート・ストリート(Rampart Street)をずんずん行くと、旧市街唯一の仏教寺院が見えてきます。

真っ白な仏塔。

ならびの建物もお寺なんですが、鐘楼があるので、元教会だったもよう。

ゴール旧市街の寺院

英国のゲートからのオランダの病院。

英国の建てた灯台に、アラブのモスク、そして仏塔と。

街の歴史がギュっとつまった満載感です。

これがゴールの魅力。

この街にしかないエキゾチックさだと思います。

さて、この仏塔は街の左端なので、中心に戻りましょう。

旧市街にある3つの教会

オランダ改革派教会
© Vincent Ko Hon Chiu whc.unesco.org/en/documents/136740

まず、18世紀半ばに建てられた「オランダ改革派教会」。

英国国教会
© UNESCO whc.unesco.org/en/documents/122803

並びにある英国国教会の「オールセインツ教会」は19世紀半ばの建物です。

メソジスト教会

1ブロック離れたところにある、プロテスタントの「メソジスト教会」は1819年設立です。

カトリックの教会は残っていません。

大航海時代といえばまず、フランシスコ・ザビエルだのがいたカトリックのイエズス会なのですが…

根づかなかったんですね。

スポンサーリンク

そろそろお茶が飲みたい…

アマンガラ外観2時間ぶらぶらすれば、旧市街はほとんど見終えます。

で、ちょっと休憩。

「アマンガラ」にアフタヌーンティーを食べに行きます。

かつてのクラシックホテルを改装した「アマンガラ」は、ほかのアマンと趣が違います。

でも、風の抜けるテラスでのお茶は最高。

宿泊客でなくともOKですし、奥にあるプールサイドでいただくこともできます。

4,500スリランカルピー(約3,300円・税サ込み)。

おすすめカフェ&レストラン

旧市街には居心地のいいカフェやレストランが、ほかにもたくさんあります。

どんどんお洒落な店ができてますから。

でも、老舗的安定感のあるお店を3軒紹介します。

行ったら無くなってたじゃ、ヤですものね。

クレープ・オロジー(Crêpe-ology)

クレープオロジー店内

この店、隠れ家みたいなとこ。

入り口がお土産物屋さんの奥にあって、階段を上がります。

で、クレープだけでなくサラダやブリトーなども食べられて、まったりできる。

ただ、オープンエアなので、暑がりの人にはダメかも。

水パイプのラウンジもあります。

→クレープ・オロジーのサイトへ

ペドラーズ・イン(PEDLAR’S INN)

ペドラーズ・インのサイトトップページ
ペドラーズ・インのサイトのトップページ

ここも10年以上続いてる老舗で、センスのいいお店です。

イタリアン、ピザやパスタが食べられ、パスタがきちんとアルデンテなのが嬉しい。

カフェだけの利用もOKですけど、ゴハンどきは注意ですね。

→ペドラーズ・インのサイトへ

フォータレーザ(Fortaleza)

フォルタレーザ内観

ゴールの旧市街で、ポルトガル時代のものはあまり見ることができませんが、この店の壁は、17世紀のもの。

建物全体は、オランダ建築とスリランカ様式が融合したコロニアルです。

古いスパイス倉庫を改装したこのレストランでは、フュージョン料理、アジアありウェスタンありの料理が食べられます。

ブティックホテルも経営していて、部屋もなかなかお洒落。

→フォータレーザのサイトへ

ゴールの象徴、時計台へ

スリランカ・ゴール時計台

最後に、旧市街のシンボルともいえる時計台に行きます。

1883年に建てられたものですが、いまも動いている現役の時計。

ここには、砲台もありますし、城砦の上がちょっとした広場になっているので和めます。

お散歩した、旧市街の地図を見てみます。

ゴールはスリランカ第2の街なんでけっこう広いですが、旧市街は心地よいヒューマンスケール。

*グーグルの地図では「ガル」となっていますが、ゴールのこと。

最近では英語読みのゴールと表記するほうが多いです。

ゴールが、スリランカのどこにあるかというと

スリランカの地図ゴールは、スリランカのあるセイロン島の南々西、バンダラナイケ国際空港から約150kmのところにあります。

スリランカ最大の街コロンボに次ぐ、第2の都市。

外国人で住む人も多く、海辺のリゾートとして、別荘もたくさん建ってます。

 

スリランカの空港からゴールへの行き方は、3通り

スリランカのサービスエリア
スリランカ初のサービスエリア。ガラス張りでなかなかモダンです

まず、ゴールへのアクセスは、車、電車、高速バスの3つの方法があります。

快適ラクチンなのはハイヤー移動

交通インフラの整っていないこの国で、高速道路利用の最速で行ける唯一の街なので、

→【最新】スリランカの旅行は、自由気ままな「個人旅行」が大正解! でも書いたように、ドライバー付きのクルマでの移動がおすすめ(コレ、贅沢ではなく、この国ではよくある方法)です。

国際空港から、渋滞を避ければ、2時間〜2時間半で着きます。

高速道路には2016年、上の写真のようなサービスエリアができて、ちょっとしたゴハンが食べられるようになりました。

夜着の空港から直行でゴールを目指しても、食いっぱぐれる心配がありません。

で、外見はガラス張りでモダンですが、食べものはじつにスリランカ的なものがそろっているので、これがまたちょっと面白い。

注文のシステムは日本と同じです。

*この行程だけで移動したことがないので参考ですが、コロンボ→ゴールは75〜100USドル(約8,300〜1万1000円)かかるようです。

列車の旅も、早起きで快適

(↑コロンボ〜ゴールへの列車から見える風景を追ってる動画があったので貼らせてもらいます)

まず、ふつうの電車に乗る方法がありますが、エアコンないわ、混んでるわで、おすすめしません。

で、予約ができて快適1等車のあるのが、ゴールのちょっと先の街マータラーまで行く電車。

ゴールにも止まり、コロンボ市内のコロンボ・フォート駅から3時間弱です。

9USドル(約1,000円)で、緑や海沿いの景色を楽しみながら行くことができます。

進行方向右側の席だと、海がよく見えるので、予約の際にチェックを!

ただし、朝6:30出発。

木曜日以外は毎日運行していますが、快適1等車は48席しかないので予約はしておきましょう。

→1等車のあるRajadhani carの予約サイトへ(残念ながら、2018.2.28現在 車両改修中のため、一時的に予約ができません)

高速バスはちょっとメンドウ

高速バスは、朝5時〜夕方16時45分まで20分おきに、コロンボ南東のマハラガマ・バスステーションから出てます。

で、料金は2.8USドル(約300円)なのですが、市内からバスステーションへ行くのに公共バスだと1時間以上かかりますし、タクシーだと10USドル(約1,100円)くらいかかるようです。

トータルで、コロンボ〜ゴールは3時間以上かかる計算。

滞在時間の短い人には向かない選択肢です。

*それぞれの料金は2016.12月のもの。支払いはUSドルでも、スリランカルピーでもできます。

まとめ

スリランカのゴールは、国際空港からの便もよく、その旧市街が世界遺産でもあることから、とても人気の観光地です。

そして城砦に囲まれた旧市街は、こぢんまりとしていてぶらぶら歩きにぴったり。

2時間ほど歩けば、コロニアルな街並みを眺めつつ、ゴールの街に凝縮された歴史を肌で感じることができます。

そして何より、小洒落たカフェでの一休みがまた楽しい街でもあります。

LINEで送る
Pocket

コメントを残す