サグラダ・ファミリアとは?名前と謎からわかるその全貌

サグラダファミリアの外観
LINEで送る
Pocket

 

スペイン、バルセロナの象徴ともいうべきサグラダ・ファミリア

このスペイン1の観光名所サグラダ・ファミリアとは、昨今話題の〝カタルーニャ〟の言葉で「聖家族教会」という意味です。

日本でも人気の建築家ガウディの代表作ですが、着工から120年以上経つ現在も未完。

いまだ工事中です。

それでも、世界遺産に登録されました。

サグラダ・ファミリアには、構造や建築様式、彫刻、有機的な美学、記号論的な暗示などなど数多くの魅力がありますが…

まずはちょっと気になる、ダ・ヴィンチコードならぬガウディ・コードの話ふくめて、サグラダ・ファミリアのあらまし、ご紹介します!

サグラダ・ファミリアの名前の意味

サグラダ・ファミリアの名前

サグラダ・ファミリア正式名称、「Temple Expiatori de la Sagrada Familia」。

訳して「聖家族贖罪(しょくざい)教会」といいます。

ワタシB
贖罪って…
罪ほろぼしって意味でしょ。
なんかシックリこない

 

しょくざい 【贖罪】
犠牲や代償を捧げることによって罪を贖う(あがなう)こと。諸宗教に広く見られるが、とくにキリスト教の教義としてのそれがよく知られる。
自分では贖うことのできない人間の罪を、神の子であり、人間となったイエスキリストが十字架の死によって贖い、神と人との和解を果したとする。
その和解は神の方から人へ与えられた恩恵であるとみる。赦し。

ワタシA
贖罪って、キリスト教の根幹をなす教えなのよ。
だからサグラダ・ファミリアの建設も、すべて個人の寄付でまかなわれてるの。
建設に時間がかかってきたのもそのせい。
 
ワタシB
サグラダってのもなんか変な感じだね

 

ワタシA
カタルーニャ語だから聞きなれないよね。
〝神聖な〟という意味だから、フランス語だとSacré=サクレ。
サクレ・クール寺院とか聞いたことあるでしょ

 

ちなみに「聖家族」とは、イエス・キリストと聖母マリア、養父ヨゼフを表わします。

最初に設計したのは、ガウディじゃない

サグラダ・ファミリア内部のステンドグラス

サグラダ・ファミリアは、カトリック団体のサン・ホセ協会(スペイン語で聖ヨゼフのこと)が、貧しい人々のための教会として建設を計画しました。

最初、バルセロナ建築大学の教授であった、建築家フランシスコ・デ・パウ・デル・ビリャールが無償で設計を引き受け、1882年3月19日に着工。

でも翌年、協会との意見の対立から、ビリャールは辞任してしまいます。

そこで後任として選ばれたのが、当時無名だった30歳のアントニ・ガウディです。

アントニオ・ガウディはスペイン語表記名で、カタルーニャ人のガウディとしてはアントニが正しい呼び名です)

ガウディは設計を練り直し、1926年に亡くなるまでその建設に取り組みます。

晩年の15年間は、サグラダ・ファミリアの建築現場のそばに寝泊まりしていたとも。

信仰篤いガウディは、このサグラダ・ファミリアの仕事を無報酬で引き受けていただけでなく、さらに自分の貯金をもプロジェクトの費用に充当していたといわれています。

まさに、精魂込めてサグラダ・ファミリア建設にあたってたという感じですね。

サグラダ・ファミリアの謎

無名の建築家だったガウディに、二番手とはいえ、これだけの仕事の依頼が来たのは…

ガウディが「フリーメイソン」のメンバーだったからという話があります。

が、ホントのところは、ガウディの建築の師匠であるジョアン・セレローレス(マルトレル)にきた依頼を、師匠が弟子に任せたということのようです。

また一説には、最初の設計から、修道士でもあるジョアン・セレローレスは参加していたともいわれています。

だからフランシスコ・デ・パウ・デル・ビリャールが対立したのは、協会ではなくジョアン・セレローレスだったのかもしれません。

 

*フリーメイソンとは

全世界に「ロッジ」と呼ばれる支部をもち、総じて社会的地位の高い者たちで構成されているとされる秘密結社のこと。日本語でよく知られる結社名のフリーメイソンは、英語で結社の会員を意味する「Freemason」から来ており、本当の結社名はフリーメイソンリー「Freemasonry」である。石工の集まりに起源をもつとされているためか、徒弟制に類似した名称の階級が存在する。

実用日本語表現辞典より

とはいえ、ガウディ=フリーメイソン説も、あながち噂だけではなく…

サグラダ・ファミリアには、その証を示唆する謎の彫刻がいくつか存在します。

 

たとえば、東側にある「生誕のファサード」の聖母マリア像の上には、フリーメイソンのシンボル「プロビデンスの眼=全知全能の眼のマーク」があります。

アメリカの1ドル紙幣にもあるマークです。

ま、でもこの全知全能の眼は、いわゆるキリスト教のデザインでもあるので…

これだけで、フリーメイソンともいえないのですが。

受難のファサードの魔法陣

で、真裏にあたる西側「受難のファサード」のユダがイエスに接吻する像のそばには、4×4列の魔法陣があります。

ユダの接吻シーンは、兵士たちに誰がイエスかを知らせる合図で…

この魔法陣の数字、タテ・ヨコ・ナナメ330通りの足し算の結果は、つねに33。

イエスが亡くなった年齢、さらには復活した歳の33になるといわれています。

フリーメイソンには33の階層があるとされていて、この33には深い意味をもたせています。

とまぁ、ほかにもいくつか暗示的なものがあり…

赤い十字架とペリカンの像は、フリーメイソンの18階級めを表わしていて、ガウディがその18階級だったというものなどです。

サグラダ・ファミリア以外のガウディ作品にもこうしたサインが見られるので、こうした話がまことしやかに語られるのでしょう。

で、真相は分かりませんが、フリーメイソンのメンバーだろうとなかろうと、素晴らしい建築家だったと結ぶ書籍が多いのは、事実です。

サグラダファミリアの完成予定は、2026年

2018年現在、東の「生誕のファサード」、西の「受難のファサード」、南の「栄光のファサード」と、3つのファサードが完成しています。

各ファサードの鐘楼(しょうろう)には階段、あるいはエレベーターで登ることができ、バルセロナの旧市街を見渡す展望台があります。

で、少し前に話題になったのが…

サグラダ・ファミリアは、ガウディ没後、100年の2026年に完成予定」と発表され、世界中でオンエアされた完成予想動画です。

実際のところ、いくら最新技術を駆使しても2026年に完成させるのは…

ちょっとムチャクチャなんじゃという声があちこちから上がっています。

ガウディの言葉として、引用されることの多い

La obra de la Sagrada Família va lentamente, porque mi Cliente no tiene prisa.

「サグラダ・ファミリアの仕事はゆっくりと進む。私のクライアント=神は、急いでいないのでね」

って言葉をいま一度、かみしめたいかなとちょっと思いますね。

サグラダ・ファミリアに行くには

バルセロナの位置が分かる世界地図

サグラダ・ファミリアのあるバルセロナへは、日本からの直行便がありません。

ヨーロッパの各都市を経由して、バルセロナに行くのが王道です。

乗り継ぎふくめたフライト時間、最速で、だいたい15時間半。

料金もシーズンによりますが、エコノミークラスで7万〜15万円くらいです。

安い分、フライト時間は長くなります。

格安フライトを調べる
スカイチケット

で、もしビジネスクラスで行かれるなら、6時間近く時間がよけいにかかりますが…

ものすご〜くサービスがよいので、カタール航空がおすすめです。

(コチラの記事を読んでいただければ太鼓判の理由がわかっていただけます→カタール航空のビジネスクラスが世界一と聞いて搭乗。ほかの航空会社と比べてみた

時間が許されるなら、ぜひ試してみてください。

満足できると思います。

カタール航空はかなり頻繁にセールを行うので、料金を一概にはいえないのですが…

「カップル割」なるセールもあって、これだとヨーロッパ往復2名で約45万円なんてこともあります。

50%オフのイメージですね。

確実にほかの航空会社のビジネスクラスよりも安く、そして世界一のサービスが受けられます。

(ニュースレターの配信に登録しておくと、セール情報が入るので、料金をチェックしたい人は登録しておくと便利です→e-ニュースレター登録ページ

ワタシ自身、日程のタイトな仕事でバルセロナに行くのでなければ、絶対カタール航空で行きます。

それくらい、よい航空会社だと実感しているので。

どうぞ!→カタール航空で人気の世界都市へお出かけください。

バルセロナは食い倒れの街、食都でもあります。

サグラダ・ファミリアを満喫したら、舌とお腹を満足させてください。

おすすめレストランの記事はコチラ→【ディスフルタール】はバルセロナの超絶レストラン。カタルーニャを知るにもおすすめ

Copyright © tabi-travell.com All Rights Reserved.

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

error: Content is protected !!