グラナダのバル。おすすめは、仰天! イソギンチャクのフライ【スペイン】

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グラナダのバル街


スペイン旅行といえば、バルセロナのサグラダ・ファミリアか、グラナダのアルハンブラ宮殿かが双璧です。

で、バルセロナは食都といわれるグルメの街ですが、ここグラナダのバルもちょっと面白い。

超新鮮なシーフードを扱う店でしかお目にかかれない珍味があったり…

ドリンクを1杯頼むと、1皿の小皿料理がつき…2杯めにもまた1皿の小皿料理がつき、3杯めにもまた…という嬉しいシステムがあったり…

かなり、楽しいです。

まずは、有名シェフが教えてくれた抜群においしい〝バル〟「FM」から行ってみましょう。

なんと、この店では…イソギンチャクが食べられるらしいです…

もちろん、ほかにも厳選おすすめバル3軒をご紹介します!

スペインのスゴ腕シェフおすすめ、グラナダのバル

おすすめバルを紹介してくれた超有名シェフは、ダニ・ガルシア

ダニは23歳で自分の店を開き、わずか2年でミシュランの星を獲得したという才能のかたまりみたいな料理人です。スペインのシェフのダニ・ガルシア

かつて、一世を風靡した〝液体窒素〟(煙がもくもく出るヤツ)を料理界にもちこんだシェフとしても知られ、

レジェンド天才料理人、フェラン・アドリア(→バルセロナの絶対!行かなきゃのレストランで、カタルーニャ気質を学ぶ。)をして〝怪童〟といわしめた人。

でも、とっても気さくな兄さん。

「このあとドコ行くん? あぁグラナダなら、すごくおすすめのバルがあるよ」

と、率先して店を教えてくれるやさしさです。

なんてイイ人!

「アナタと同姓同名のフットボール選手、いますよね?」という、料理になんの関係もない雑談にもつき合ってくれるという、器の広いシェフでした。

グラシャス、ダニ〜 です。

グラナダおすすめバルの「FM」です

グラナダのバルFM

グラナダの街の中心からは、ちょっと外れます。

タクシーで約5分。

バルだから小さい。

で、店に入ってまずびっくりするのが、すご〜くキレイに整理整頓されていること。

バルのイメージは、ウマいが雑多なゴチャゴチャ感なんですが、ココ全然キレイ。

スタッフみんな、真っ白でパリっとしたポロシャツを着て、接客してくれます。

そして、とっても嬉しいことに、カウンター前にはイスが!

ヒゲのご主人は実直そうなセニョール。

棚にならぶ食材も見るからにフレッシュで、コレは期待できそう。

というか、さすがダニのおすすめです。

グラナダのバル料理

 

カニがいっぱい詰まったパイ、激ウマ!

ちょこっとかかったオリーブがまた、合います。

ぷりぷりに火を通したエビとか、甘エビもびっくりするほど新鮮な生エビとか。

スモークしたタコやガーリックのきいたホタルイカ…もう極ウマな小皿料理(タパ。*タパスは複数形)がつづきます。

太めのシシトウも、苦味がきいてておいしいし、生トマトもうまかったです。

で、びっくりするほどおいしかったのが、ポテトサラダ。

ワタシはそんなに好きじゃないんですが、これはおいしい。

水っぽさなどミジンも感じさせず、ねっとりクリーミィ。

同行したポテト好きは、ウンメェとウナっておりました。

バルのポテトサラダ

お値段、だいたい1皿2〜6ユーロ(約250〜730円)ほど。

超・新鮮なシーフードを扱っているので、日本的にいう時価みたいなところはあるようです。

調子にのって呑んだり食べたりすると、安いレストランの定食より高くなることはあります。

でも、おいしい!

そして、スペインでも噂のイソギンチャクです

バルのイソギンチャク料理

「きょうは、イソギンチャクがある」と、バルのご主人がいいます。

毎日必ずあるわけではないものらしい。

そして、この店だけのスペシャルということでもなく、ほかの店でも食べられる機会はあるらしい(そうとう珍しいみたいですけど)。

でも、かなり新鮮な魚介だけを扱う店でないと、手に入らないのは確かなようです。

 

そして、イソギンチャクの種類を聞いてみましたが、ジャスト・イソギンチャク。

何トカイソギンチャクなんて、「そんなん知らん」とのことでありました。

 

で、イソギンチャクのフリット(フライ)の登場。

 

正直、生で出てきたらどうしましょと内心ドキドキしてましたが、ま、これならいけそうです。

ヒラヒラとした触手みたいなんも無いし。イソギンチャク

 

まずは匂いを嗅いでみる。

けっこう磯臭くはありますが、魚食いの日本人なら問題ありません。

 

で、思い切って口に放りこんでみたら、なにやら弾力のある牡蠣って感じ。

カリッと揚がった中から、クリーミィなものがとろけ出す感じです。

 

すごーくおいしいかといわれれば、牡蠣アレルギーの私にはまぁまぁの味かと。

でも、珍味だし、一度は話のタネに食べてみてもいいんじゃないかなと思いました。

グラナダのおすすめバルは、有名人が集まる店でした

バルFMの外観

で、このイソギンチャク初体験話をFacebookに投稿したら、日本の有明海でも天ぷらにして食べるのだそうです。

フランス人にいわせると、マルセイユ辺りでも食べるぜってことらしい。

なぁんだと思いつつも、でもやっぱり珍味は珍味です!

 

Facebookといえば、この店のページをのぞいてみたら、有名人の写真がたくさんのってました。

冒頭で書いた、天才料理人フェラン・アドリアも1月に来てます。
再訪って感じ。

日本でいうところの、「バル エフェエメさん江 ●●●●」のサイン色紙がならんだラーメン屋さんという感じでしょうか。

このバルは何年も続けて、いろんな賞を受賞してもいるようでありました。

BAR FM(バル エフェエメ)
Av de Juan Pablo II, 54  18013 Granada, Spain
Phone +34-958-157-004
→ バル エフェエメのサイトへ

そもそもバルって何?

いってみればスペイン居酒屋です。

近ごろは日本でもだいぶ市民権を得て、ワタシの住んでるあたりにもごろごろあります。

スペルは「BAR」。

英語圏だと〝バー〟で、呑み屋です。

イタリアだと〝バール〟。カフェに近い感じ。

で、スペインの〝バル〟は、さっき居酒屋と書きましたが、カフェ的要素もあります。

朝から営業してるところもあるし、昼と夜営業って店もあるのでね。

グラナダのバル

そして基本、立ち呑みです。

スペイン人、足腰丈夫だわ〜
観光客、とくに日本人は、座ってごはん食べたり、呑んだりしたい…

だから、バルに少しだけあるイス席は奪い合いです。

なぜ立ったままゴハンか?

スペイン的に、バルは基本ハシゴするものなのだそうで…

なじみのバルにやって来て、ひとしきり呑んだり・食ったり・喋ったりしたら「次!」。

もう秒速の変身っぷり。
さすが〝光と影の国〟という感じで、何軒かの店を回ります。

こんなだから、座る必要がないんです。

グラナダバルのお得感を味わう3軒

グラナダのバル外観

残念ながら「FM」では、タパスのサービスはありませんでした。

扱う食材の鮮度からいっても、つくりはバルですが、レストランという感じです。

ならば、ドリンクのサービスでついてくるタパスの品質を調べに、別の店に出かけてみましょう。

なんせタダなので、どの程度のものが出てくるのか気になるところです。

ラ・ブランカ・パロマ

1軒めは、身体のためにもダイエットのためにも、野菜のおいしい店へ。

この店は広くて、ちょっとカフェな雰囲気なので、観光客も入りやすいです。

名物は揚げナス。

サクッとしてておいしいですが、スペインではふつうこの揚げナスにサトウキビの糖蜜をかけて食べます。

ゲーッ。

でも、この店は糖蜜なしで出てくるので、ご安心。

ビールにぴったりな揚げ物として満足満足です。

と、ご紹介した2皿は、たまたまドリンクについてきたもの。

さすがに、ドリンクについてくるタパスの種類は選べません。

で、この店で2杯呑んで、次の店へ行きましょう。

La Blanca Paloma(ラ・ブランカ・パロマ)
Celle Alhamar 14,Granada
営業時間 12時〜16時、20時〜24時(土曜は翌1時まで)
1月1日のみ休み

ロス・ディアマンテスII

グラナダのバル外観

この店の魚介も定評があって、おいしい。

人気の店なので、開店と同時にいっぱいになるので、早めに出かけるのがおすすめです。

スペインで有名なマテ貝もシンプルにレモンをギュッと絞って、うまいし、

アサリの酒蒸しもふつうにおいしい。

バルのタパ

いちばん感激したのは、レタスに熱々のガーリックオイルをジャッとかけた一皿。

このレタスはサラダ菜との中間くらいのものですが、これ、最高においしかった。

と、通常ならば、ここ1軒で十分というくらい充実したバルですが…

いちおスペイン的バルの楽しみ方を体験するならば、後1軒は行こう!

ただ、無料のタパスをゲットするためには、その数だけドリンクを頼まなくてはいけません。

アルコールに強くない人は、ふつうにお金を払って頼みましょう。

Los Diamantes II(ロス・ディアマンテスII)
Calle Virgen del Rosario, 12, Granada
営業時間 13時〜16時、20時30分〜23時
日曜夜と月曜休み
→ロス・ディアマンテスのサイトへ

アヴィラ

グラナダのバルのアヴィラ

3軒めはガッツリお肉のおいしいバル。

豚足や内臓の煮込み料理なども人気メニューとして用意されてます。

ちょっと変り種で出てきたのがトマトとパンのクリームスープ。

そして、この店の名物である焼きハムとオリーブの「ハモン・アサード」。

ワインがぐびぐび進みます…

ゲソのタパス

お肉系をもう1皿と思いましたが…

ドリンクについてきたのは、ゲソ揚げの「ラバ」でした。

でも、おいしいし、なんせタダなんで文句はないです。

というような感じで、8杯のドリンクを呑んで…

千鳥足のグラナダの夜は更けて行きました。

Avila(アヴィラ)
Calle Veronica de la Virgen, 16, Granada
営業時間 9時〜17時(9時〜12時タパはありません)、19時30分〜24時
日曜休み
→アヴィラのサイトへ

 

バルでお腹を満たしたら、穴場スポットへ>>グラナダ穴場のこてこてカルトゥハ修道院がスゴイ!アルハンブラ宮殿もびっくりヨ

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