コルドバ観光おすすめコースは、歴史と花香る世界遺産をゆっくり半日

メスキータの画像

 

南スペイン・アンダルシア地方を旅行するなら、コルドバは外せない街ですが…

超有名な「メスキータ」からの「ユダヤ人街」をささっと見て、「アルカサル」や「ローマ橋」やら塔だの門だのをダッシュし、次の観光地へ移動。

残念ながら、そんな方が多いです。

なんだか気ぜわしくて「メスキータ」もうっすらとしか覚えていないナンテ悔しいことになりそう。

コルドバは郊外に発展していて、観光地としてはこぢんまりとしてるので、ゆったりと〝スペイン〟を味わうのにぴったりな街です。

だからコルドバをチラ見して終わりではなく、短くとも濃密な旅の時間を過ごてください。

そのためには、コルドバでしか見れないもの味わえないものだけを厳選して旅するべき。

独断のかたよったピックアップですが…

でも、おそらく間違ってないコルドバの過ごし方をご紹介します。

コルドバで半日観光して、残り半日ゆったりホテル滞在のおすすめコースです。



コルドバ半日観光はメスキータとユダヤ人街で

メスキータのミフラーブの画像
メスキータのミフラーブ

コルドバはローマ時代アンダルシア地方の首都でしたし、その後、イベリア半島初のイスラム王朝の都でもありました。

10世紀には世界最大の人口を誇り、有名な大学や蔵書40万冊の図書館もあるほどの豊かな街。

だから観光しようと思えば、いくらでも見所はあるわけです。

*コルドバ、アンダルシアの歴史についてはコチラの記事が参考にしていただけます→【5分でわかる】スペイン、アンダルシアの歴史。旅行に行くなら知っとこ!

でも…ツーリストの時間は限られてます。

コルドバでしか見れないものだけを見て、後はコルドバの〝空気感〟を満喫がベスト。

あ「メスキータ」だけはたっぷり時間を割いて見学してください。

正真正銘、コルドバでしか味わえない唯一無二の見どころですから。

メスキータ ★★★ 所要時間:3時間推奨

メスキータ内部画像
メスキータの列柱の森

コルドバ一の見どころ「メスキータ」は、ここに行くためだけにコルドバに行く価値アリという場所。

できれば昼と夜の2回出向いてその魅力を味わえれば、最高です。

イスラム教のモスクとキリスト教の大聖堂がひとつの建物に混在している不思議な空間。

もっともイスラム空間の方が圧倒的なのは、いにしえのカール5世も嘆いてますが…。

紅白のアーチが印象的な列柱の森も圧巻ですが、メッカに向かって設けられた「ミフラーブ(壁のくぼみ)」の豪華絢爛さも見逃せません。

壮麗な天井も忘れず見上げてくださいね。

*詳しい説明は長くなるので、コチラの記事にまとめました→コルドバのメスキータに行くなら朝イチ!歴史を少し頭に入れて出かけよう

DATA

Mezquitaメスキータ
所要時間2時間〜(駆け足なら1時間だけど)
開館時間モスク&礼拝堂:10〜19時(月〜土曜 11〜2月は〜18時)・8時半〜11時半/15時〜19時(11〜2月は〜18時)
鐘楼:9時半〜14時半/30分おき
ナイトツアー:21時半〜・23時
入場料モスク&礼拝堂:10ユーロ・鐘楼:2ユーロ・ナイトツアー:18ユーロ
住所Calle Cardenal Herrero, 1, Córdoba
URLメスキータ公式サイト(英語アリ)
服装などの注意事項肌の露出の多い服装は避ける/帽子は脱ぐ・大きなバッグは持ち込み不可・三脚不可

ユダヤ人街〜花の小道 ★★★ 所要時間:2時間〜

ユダヤ人街の画像
ユダヤ人街の街並み

「メスキータ」の北側に位置する「ユダヤ人街」は、白壁の家が軒を連ね小道が迷路のように入り組んだエリアです。

壁には花の小鉢が掛けられとても可愛い。

手のこんだ細工の鉄柵越しにかい間見るパティオ(中庭)の様子も雰囲気があります。

で、かつてイスラム支配下で重用されたユダヤ人たちのこの旧居住区は、その時代背景を知りながら歩くと、さらに魅力を増します。

キリスト教支配に変わってからの迫害があり…

ユダヤ人街の家には、異変があったらすぐ城外へ逃げ出せるよう、地下トンネルがあったとか。

なんかキュートな袋小路に哀しい歴史もあってキュンとします。

*ユダヤ人街に行く前に。10秒で歴史の復習をするならコチラだけ読んで!→アンダルシア旅行の見どころ、コルドバの歴史

ユダヤ人街のカフェの画像
ユダヤ人街のカフェ

ユダヤ人街でのおすすめは、散策プラスお茶。

小洒落たカフェに座って、ぼうっとしてください。

花の小道 ★★

コルドバの花の小道の画像

メスキータ」から「ユダヤ人街」に入るCalleja de las Flores Alley通りが通称「花の小道」。

振り返って建物の間に見える「メスキータ」の鐘楼が印象的と評判のインスタ映えスポットです。

観光客で賑わっているので、早朝「メスキータ」に行く前に出かけるといいかも。

パティオ祭 ★★

コルドバのパティオの画像
パティオの壁面を飾る花鉢

毎年5月中旬に開かれる「パティオ祭り」では、各家のパティオが公開されます。

白壁に色とりどりのゼラニウムやカーネーションが飾られた様子は、それはもうみごと。

庭自慢のホストがワインやタパスで歓迎してくれることもあります。

*→スペイン政府観光局のパティオ祭りの記事へ

ワタシは夏にコルドバを訪れたとき、外から庭をのぞいていたら「よかったら見る?」と声をかけてもらい、お家を案内してもらったことがあります。

炎天下で観光客もまばらだったので、コルドバっ子が気の毒に思ってくれたのかも。

ラッキーでした。

もちろん手入れの行き届いたパティオは、とても居心地がよかったです。

シナゴーグ ★★ 所要時間:30分

コルドバのシナゴーグ内観画像
シナゴーグ。2階が女性用のスペース

スペインに残る3つのユダヤ教の礼拝堂のひとつで、14世紀はじめに建てられたもの。

ユダヤ人街」の西端にあります。

こぢんまりとした小さな礼拝堂だが、ムデハル様式というイスラム教とキリスト教の建築様式が融合したスタイルが見られます。

壁面に幾何学文様が装飾されているのが特徴。

正方形の一方に女性信者用のバルコニーが設けられてます。

15世紀末にユダヤ人がスペインから追放されるまで使用されていた教会です。

イスラム教とキリスト教の「メスキータ」とこの「シナゴーグ」を見ておくと、コルドバの歴史がより身近に感じられます。

DATA

Synagogueシナゴーグ
住所Calle Judíos 20, Cordoba, Spain
開館時間

6月16日〜9月15日:9時〜15時

9月16日〜6月15日:9時〜21時(火曜〜土曜)・9時〜15時(日曜祭日)

休み月曜
電話+34-957-202-928

シナゴーグ」の向かいに「Casa de Sefarad」という博物館があって、当時のユダヤ人の文化が知れるものや恐ろしい異端裁判のことが分かる展示が見られます。

興味がある人はどうぞ。

アンダルシアを手取り早く回りたいという方には 現地ツアーの利用もアリかもです。
マドリードから日本語ガイドと行くアンダルシア地方
残念ながらコルドバには泊まりませんが…
「パティオ祭り」に合わせたツアーもあるようです。

そのほかの見どころは行かないの?

世界遺産に登録されている「コルドバ歴史地区」には、アルカサル(王城)やローマ橋など、ガイドブックに載ってる見どころがまだまだあります。

でも…

コルドバ滞在1日なら、行かなくていい。

とくにアンダルシアを回る人なら、グラナダの庭園を見てると思うので、アルカサルの庭園は見なくていいし…

セビリヤのアルカサルのほうが断然、スゴいし。

アルカサル外観画像
コルドバのアルカサル

ローマ橋も…コルドバで見ることないでしょ。

もっとスゴい橋がほかにいっぱいあるんだから、とワタシは思うわけです。

それらに行くなら「メスキータ」観光に時間を割いて、鐘楼から市内を一望にしたりと楽しむべきではないかと。

強いていうなら、ローマ橋のカラオーラの塔のあたりから見る、ライトアップされた「メスキータ」はきれいです。

でも「メスキータ」はなんといっても外観より内部…ではありますが。

ローマ橋の夕景画像
コルドバのローマ橋

コルドバの郷土料理を食べよう 所要時間:2時間

ワタシの食い意地がはってるせいもありますが、コルドバの文化を知るには食文化!

メスキータ」と「ユダヤ人街」を堪能したら、郷土料理を食べねばです。

コルドバは「Rabo de Toroラボ・デ・トロ(オックステールシチュー)」と「サルモレッホ(トマトのクリームスープ)」発祥の地。

ロールカツの「フラメンキン」も郷土料理です。

歴史的な建造物観光もいいですが、食文化もまた大切。

ラボ・デ・トロ」は16世紀、闘牛文化から生まれたものですし、レストランで話を聞きながら舌鼓という文化交流も旅の楽しみです。

で、お店や地元の人に郷土料理について話を聞くなら、このレストラン→【コルドバ観光】レストランのおすすめは郷土料理がウマい老舗へ

ローマ時代も香る貴族の館に泊まる

ホテルのラウンジ画像

ここまでのご紹介だと、コルドバに泊まらなくともいいじゃん。

そう、思う方もいるでしょう。

でもコルドバには、とても魅力的なホテルがあるので、ここに泊まらないテはない。

朝イチの静寂の「メスキータ」に行くためにも、コルドバでは最低1泊したいから。

そのおすすめホテルは「オテル・オスペス・パラシオ・デル・バイリオ」。

ローマ時代からの重層的な歴史が味わえる、モダンなホテルです。

オテル・オスペス・パラシオ・デル・バイリオ」の詳しい記事はコチラ→コルドバの高級ホテルおすすめは、心にくさ満点の隠れ家一択【スペイン宿泊記】

1泊すれば、観光+食事+ショッピングして、さらにホテルでゆっくりと快適に過ごせます。

コルドバの天気・気候はどんな?

コルドバの美しいパティオの画像
柵越しに見えるパティオもステキ

冬でも昼間は15℃くらいにはなるので過ごしやすい(夜はちょっと冷えこみますが)。

逆に夏の日中は、35℃越え当然の厳しさなので、水分補給を忘れずに。

雨は3月と11月がやや多い印象です。

でも、気温がそれぞれ17℃・19℃になるので、雨にそぼる古都コルドバも風情があってよいかも。

コルドバの治安は大丈夫?

スペインの中でも治安はいいほうです。

おすすめはしませんが、夜間のひとり歩きも問題ないといわれてます(ま辞めておいたほうが無難ですけれど)。

要は一般的に注意すべきこと:
薄暗い路地には入りこまない。
駅など人の集まるところではスリやカッパライに気をつける。
荷物から離れない。

*チップなどふくめスペイン全体の基本情報はコチラの記事を参考にしてください→面白いけど役に立つ、5分でわかるスペイン基本情報

コルドバへの行き方は?

コルドバの街中の画像
コルドバ市内の雰囲気

コルドバに行く場合、南スペイン=アンダルシアを回る方が多いと思いますが…

マドリードからコルドバだけパッと行くのもアリ。

東京〜名古屋くらいの感じです。

「アルハンブラ宮殿」のあるグラナダから
バスで2時間半〜3時間 / 1日10本前後 /15〜20ユーロ
電車で2時間ちょい〜4時間 / 乗り換えの電車も入れるとかなりの本数がある /15ユーロ〜100ユーロ
車だと2時間ちょい

*メンドウな人は移動と観光がセットになった現地ツアーもありました
グラナダからの移動とコルドバ観光のセット
*1日1組限定の優雅なバージョンもいちお(これはコルドバ発)
→コルドバ〜グラナダのチャーター移動

大航海時代に栄えたセビリア(セビージャ)から
バスで2時間前後 / 1日7本くらい / 15ユーロ
電車で約45分 / 1日たくさん / 6〜32ユーロ
車で2時間前後
首都のマドリードから
高速列車AVEで1時間半 / 1日27本 / 22〜122ユーロ
バスで5時間前後 / 1日たくさん / 20ユーロくらい
車で4時間前後

 

コルドバ観光まとめ

観光名所評価所要時間
メスキータ★★★3時間
ユダヤ人街〜花の小道★★2時間
郷土料理★★2時間
ローマ時代も味わうホテル★★★ 

いろいろな観光名所を見て回ると、その土地が分かったような気もします。

でも実際は疲れるだけじゃないかと思うのです。

それより、その場所でしか見れない・味わえないものを吟味して楽しむべきが上級ツーリストへの道じゃないでしょうか。

*スペイン全体の観光についてお知りになりたい場合はコチラの記事が参考にしていただけます→スペイン観光おすすめの名所5地域16都市から、至福の旅行プランを立ててみた!

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