アルバラシンまで行くならこのホテルに泊まって食べるが正解!

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前菜の一皿の画像

アルバラシンは日本ではまだなじみの薄い観光地ですが、2度目3度目のスペイン行きを検討している人にはとても魅力的なところ。

素朴だけれど、こころに響くものの大きい「美しい村」です。

で、このアルバラシン、とても不便な場所にあるのですが…

どうせ行くなら、満喫しちゃってというのが最大の楽しみ方。

なぜなら、街自体の魅力もさることながら、アルバラシンの近くに超穴場的おすすめホテル兼レストランがあるので

アルバラシン山系の自然と中世の街の文化と、ここ「エル・バタン」のホスピタリティを存分に味わってください。

ちょっと経験できないスペイン旅行が体験できます。

アルバラシンの街についてはコチラの記事が参考にしていただけます→【アルバラシン】を「スペインの最も美しい村」にした人に観光案内してもらった!

美食のホテル「エル・バタン」

レストランの内観画像

20年前に夫婦でオープンしたこの「エル・バタン」。

アルバラシン出身の女性シェフ、奥さんのマリアさんが独学でマスターした料理が評判となって人気を集めてきました。

アルバラシンの自然と伝統を尊重しつつ、とっても独創的な料理が楽しめます。

2013年にはテルエル県初のミシュランスター・レストランに。

もち2019も1ツ星獲得。

シェフの写真画像

アルバラシンならではの食材を使うのは当然で

前菜の一皿の画像

エル・バタン」でもほかののレストランに違わず、地元の食材、旬の食材を大切にしています。

でもね、そのプレゼンテーションだったり調理法がユニークなのですわ。

上の前菜の盛り合わせ。

この地方ならではの3種の腸詰めだのソーセージだのなんですが…

とくに奥の〝巻き寿司〟風。

日本びいきのマリアさんの気持ちが伝わってきます。

(3年前家族で来日。ほんとうの〝ラーメン〟のおいしさを知りました! と話してくれたマリアさん)

アーティチョークの料理画像

アーティチョークの花と芽を生かした一品。

素材が力強いせいもあって、お洒落なんだけど野太いテイスト。

味が濃いというより、食べごたえが強い…

分かっていただけるでしょうか。

仔羊の料理画像

アルバラシンのあるアラゴン州は上質なラムが有名。

ワタシはラムの臭みが得意じゃないのですが、マリアさんのラム料理はおいしかったです。

14時間かけてじっくり焼き上げた一皿。

肉料理の画像

アラゴン州はピレネーポークも有名。

ですが、ピレネー牛もおいしい。

絶妙な半ナマ具合。

デザートの画像

チーズケーキなんですが、コーヒー味のアイスありといろいろ添えられてます。

最後のスイーツの画像

別バラの別バラ。

プチフールは赤い箱に入って登場です。

とまぁ、いろいろ食べて59ユーロ(約7,400円)。

前菜+メイン+デザート(水とコーヒー付き)だと45ユーロ(約5,600円)です。

東京でミシュラン1ツ星のレストランでランチ食べるくらいの感じ。

羊毛工場をホテルに改装

客室の画像

マネージメントからレストランの給仕役までこなすのが、ご主人のセバスティアン。

元建築関係の仕事をしていたそうで、ホテルの改装はお手のもの。

古い羊毛工場をリノベートして、1階部分をレストランに。

2階に8室のゲストルームをつくりました。

スペインには各地方独自の宿泊施設がありますが、アラゴン州では「オスペデリア」といいます。

建築スタイルや生活様式、文化や歴史を反映した建物を生かした〝その土地ならでは〟の滞在が楽しめる。

ラウンジの画像

天井の立派な梁と漆喰がそんな歴史を伝えつつ、快適コンテンポラリーな部屋は居心地満点。

シンプルだけど、かなり贅を凝らしたつくりです。

美食満腹、さらに至福の部屋にて快眠てな感じ。

アルバラシンのどこにあるかというと

ホテル&レストランの外観画像

アルバラシンから12kmのエル・バタンは、森に囲まれてます。

だから静かなことこの上なく、さらには空気も最高。

すぐそばに川も流れていて、散歩にはもってこいです。

ワタシが泊まったときは、ハンターのグループも宿泊していて早朝出発で狩り出かけてました。

El Batánエル・バタン
宿泊料金

シングルルーム90ユーロ(約1万3000円)

ダブルルーム115ユーロ(約1万6000円)

ダブルルーム+2名分の夕食と朝食付きで199ユーロ(約2万8000円)

サービス★★★  親切でした
住所Carretera Comarcal 1,512, km. 43, Tramacastilla, Teruel
公式サイト

エル・バタンのサイトへ

電話+34-978-706-070

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