「一生に一度は行ってみたい」と誰しもが思う、世界遺産のマチュピチュ。
1.日本からマチュピチュまでの行き方を把握し
2.マチュピチュのベストシーズンで計画を立て
3.マチュピチュの高山病対策5つ!も頭に入れていただいたでしょうか?
今回はマチュピチュのベストシーズンの正解は!服装&持ち物【完璧リスト】付き に沿って、より具体的な「マチュピチュ パッキングリスト」をご紹介します。
いよいよ、マチュピチュ行きの実践編!
遺跡を訪れるためのマストアイテム、ワタシのおすすめです。
\マチュピチュ訪問の基本/
▶︎まずは完全ガイドを読もう
目次
これで準備はOK!という持ち物リスト
マチュピチュは、遺跡の中をかなり歩きますし、石段の上り下りがたくさんあります。
遺跡を見下ろすマチュピチュ山に登ろうという人やかつての道、インカトレイルの入り口まで行こうと思っている人もいると思います。
なので、荷物は最小限におさえるのが基本です。
厳選のマチピチュ必携アイテム
1.パスポート
入場の際にチェックがあります。
忘れると入れないので要注意!
2.サングラス
マチュピチュは標高が高いので、晴れたときの陽射し強烈。
紫外線対策としても必須なので、濃い色のレンズが入っているサングラスがおすすめです。
3. 日焼け止め
旅先ではとくに肌がデリケートになるので、ふだん使っているものを持って行きましょう。
ハンディだからと不慣れなサンプルや試供品はやめた方がいいです。
ワタシはメイクアップアーティスト小田切ヒロ氏おすすめの日焼け止めのひとつ「雪肌精」を使ってます。
顔と体両方に使えてベタつかず、さらっとしてるので使いやすいのがポイント。
4. 防虫スプレー
遺跡には蚊やブヨがいるので、こちらも必携。
ワタシが使っているのは、5種類のエッセンシャルオイルとベジタブルオイルをベースにしたパーフェクトポーション アウトドア ボディスプレー。
防虫スプレーとしては高いのですが、全身につけるものなので、天然素材と香りにこだわってもイイかなと思います。
5. ポンチョ
雨対策には傘よりも、両手の使えるポンチョがおすすめ。
マチュピチュの入り口でも売ってますが(2ソル=約80円)、遺跡に入ってからだと買いに戻らなくてはなりません。
防水・撥水・速乾・収納袋付き・超軽量が魅力的で購入した男女兼用で、デイパックを背負ったまま着れるポンチョです。
ノースフェイスとかブランドものもあるけど、高いしね…
6. 水 遺跡内飲食禁止ですが、高山病対策のために水は必須です。
で、水分補給は、ちょっとずつコマメに飲むが基本。
この飲み方ならけっこうな量を飲んでも、トイレに行きたくなりません。
以上、これらの荷物を入れるのは、やはりデイパックが便利。
なんといっても両手が使えるので。
もちろんショルダーバッグでもよいですが、ほか、カメラだなんだ入れると、かなり重くなります。ワタシは「エーグル」のシンプルなデイパックを使ってましたが、残念ながらシンプル過ぎて…
外ファスナーポケットが1つしかないので、ちょっと使いづらかったです。
ある程度の外ポケットは必要で、かつ防水・撥水・通気性そして軽さが鍵かと思います。
ワタシは一眼レフカメラを持ち歩くようになったので、もっぱら「ピークデザイン エブリデイバックパック20L」を愛用してます。
なかなかイイ値段なのですが、カメラ用のデイパックなので使い勝手が最高。
もちろん防水ですし、3方向からモノが出し入れできるので、汚れる場所に置かずに操作ができるすぐれモノです。
ワタシはファッションに合わせやすいチャコールグレーですが、ブラックもあります。
15Lのものはもう少しお安いみたいです。
マチュピチュ旅行の服は、重ね着で
マチュピチュの気候は、年間通して最高気温が20℃・最低気温が5℃ほど。
寒暖差のとても激しいところです。
天気がよければ、2,000m以上の高地なので陽射しがとても強くなります。
晴れた昼間はTシャツ1枚で快適ですし、雨が降ればかなり寒い。
なので、重ね着、レイヤードファッションが基本です。
そして、アウトドアウェアでアウターを固めれば、完璧! というお話をマチュピチュのベストシーズンの正解は!服装&持ち物【完璧リスト】付きでもしました。
こちらが、ベーシックなマチュピチュ・ファッションのリスト。
1.帽子 | ツバのあるもの | 陽射し対策&雨対策 |
2.Tシャツ | 速乾性のもの | いちばん暑いときに、1枚で過ごせるもの |
3.シャツ | 長袖 | 温度調節用 |
4.フリース | ニットでもOK | 肌寒いとき用 |
5.ウィンドーブレーカー | 防寒&雨対策。ベストは撥水加工のもの | |
6.パンツ | フルレングス | 防寒&虫対策。ベストは速乾性のもの |
7.トレッキングシューズ | 履きなれた靴OK | 雨対策を考えると、撥水加工がベスト |
で、マチュピチュに行った後に、本格的な登山をはじめようとか考えているのでなければ、できるだけタウンユースのものを選ぶべきかと。
街着として無理なら、せめて2ウェイのものを選んで、モトを取るのが最善です。
マチュピチュの持ち物には、パーカーを準備
アウターの要は、パーカーです。
ワタシは寒がりなので、ゴアテックスのマウンテンパーカーで出かけました。
*ゴアテックスは防風性もあり、汗などの水蒸気は通すが、雨などは通さない防水性にすぐれた素材です
で、もっと薄いウィンドーブレーカーでも役には立ちます。
ただ、デイリーの防寒着として着られるパーカーのほうが、何かと使い勝手はよいです。
ワタシのマウンテンパーカーはカナダの「MEC」のもの。
「MEC」は、カナダのアウトドア生協みたいなとこで、急きょ必要になって買ったんですが…
5万5000円くらいして、泣きました。
でも、その後バリバリ活躍しているので、モトは取ったかなという感じです。
パーカーのハードシェルとソフトシェル?
で、パーカーには、雪山登山でもOKなほど丈夫で防水性の高い「ハードシェル」と、ストレッチ性と通気性の高い「ソフトシェル」の2タイプあります。
「ソフトシェル」のほうが着心地がよく、デイリーユースに向いてそうです。
が、ミッドレイヤーとして中に着るフィット感重視のものが多いので、街着の防寒着として着るなら断然「ハードシェル」。
それに「ソフトシェル」は完全防水ではないので、小雨をしのぐ程度にしか威力を発揮しませんし、保温性の面でも劣ります。
どうせなら「ハードシェル」のパーカーを1枚見つけましょう。
ソフトよりもちょっと高くなっちゃいますけどね。
上の写真、ワタシのマウンテンパーカーも「ハードシェル」です。
アウトドアウェアならヒマラヤオンライン30過ぎたら、黒じゃないほうが顔映りがイイ
そして、街着としても着ることを考えるなら、色選び、重要。
いちお、元ファッション・エディター(→プロフィール)の上から目線アドバイスとしては、〝30歳過ぎたら黒は着るな〟です。
これ、パーカーに限らずですけど、黒って便利な色なんでつい選んじゃいます。
でも、肌がくすみはじめる30代からは、別のベーシックカラーに移行していくのがおすすめ。
ネイビー、ダークグレー、ダークブラウンあたりも、日本人の黄味がかった肌色にも似合います。 カーキはちょい高度ですが、ピンクと合わせるとめちゃお洒落。
とくにフランス、イタリアあたりのヨーロピアンスタイルを狙ってる人は、このあたりのベースカラーに注目してください。
あ、この話、女子だけじゃなくって、男子にもあてはまるんで。
鏡の向こうに真実アリなので、チェックしてみてください。
ワタシB
あのさぁ、アンタのパーカー、どう見ても黒なんだけど…20代じゃないでしょ?
ワタシA
急遽買ったから…ワタシのサイズ黒しかなかったのヨ
おかげで、インナーの色、すごい気つかってる!
で、マチュピチュ+街着使用なら、「ハードシェル」のパーカーであればどこのブランドでも機能的にはOK。
イチオシお洒落パーカーは、なんといっても「アークテリクス」ですが…正直、高い。
ただアークテリクスのゴアテックスの品質は最高!で、色使いも渋めでかなりおすすめす。
全3色で、いずれもグレー系のカラー。
適度にしぼったウエストラインが美しい〜
機能的なポケットがすっきりデザインで仕込まれてるので、街着にも使いやすい。
素材についての効能詳細は商品説明を読んで欲しいのですが、カナダが誇るブランドであることがよく分かります。
Sサイズで女子も着用というテもありますので、ご一考を。
後パーカーでおすすめを見つけるなら、安定の「ノースフェイス」ですかね。
アウトドアウェアならヒマラヤオンラインパンツ選びは、荷物にならない応用アイテムで
マチュピチュに行くときのパンツに関しては、ふつうのコットンパンツで雨に降られてビショ濡れになった身としては、断然、アウトドア用パンツがおすすめです。
レイン用のオーバーパンツは荷物になるので、ワタシは選びません。
もっと雨風や寒さ厳しい過酷な条件だったら必要ですが、マチュピチュはそこまでハードじゃないので。
で、ほんとうはタウンユースにも着るつもりで選べればいいのでしょうが、基本シャカシャカ感が否めないので、ワタシは帰ってきてから「コンバーチブル」のハイキングパンツを買いました。
コンバーチブルだとヒザ上丈のショートパンツにもなるのが多いですが、カプリパンツ丈が気に入りました。
デザインもゴテゴテしてないし、カラー全36色展開も魅力。
サイズもUS XXLまであります。
その後、グランピングの取材に行ったとき、ラフティングにはカプリパンツ、トレッキングにはフルレングスと選べて便利でした。
街着にも全然OK。
必需品の靴はやっぱり、プロに聞くのがいちばん
履きものは、ヒールであれなんであれ用途と足にあったものを見つけるのが肝心。
ワタシは、近所に老舗のスニーカー屋さんがあり、トレッキングシューズも扱っているので、早速、買いに行きました。
ここはスタッフさんの商品知識がハンパないだけでなく、お店の趣旨に合わないスニーカーは一切扱わず…
「あ、そーゆーのは●●●マート」で探したほうが早いっす」とキッパリしてます。
ま、そういう姿勢が好きなんですけど。
(残念ながら2022年12月に閉店してしまいました)
ワタシA
マチュピチュに行くのでトレッキングシューズが欲しいんです…
でも、ふだん街中でも履けるようなのがいい
で、オールマイティ系のタウンユースもOKなものを選んでもらいました。
アメリカ製の「メレル」。
アッパーがゴアテックスなので、雨天のマチュピチュでも大丈夫でした。
ソールが柔らかいので、タウンユースにも向いてます。
逆をいうと、本格的な登山には向いていないのだそうです。
「メレル モアブFSTゴアテックス」こちらは、日本限定カラーとか。
が、後で知ったのですが、「メレルのモアブ」はほかのトレッキングシューズにくらべて滑りやすいのだそうな!
え〜っと思いましたが、とりあえず雨のマチュピチュでも滑ることはなかったです。
\オンラインで買うなら老舗が安心かな/
アウトドアウェアならヒマラヤオンラインCopyright © tabi-travell.com All Rights Reserved.