【ホテルのチップ】枕銭|ベッドメイキングには?アメリカ&世界各国事情

ベッドの上の花
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ほんらい悩むべきことでもないのに、悩む。

そしてちょっとメンドウなのが、チップです。

とくにホテルに泊まった翌朝、ベッドメイキングをしてくれる人に枕銭は置いていくべきか?

 

先に結論いっちゃいますと、ワタシは連泊のときだけ置きます。

で、金額は、感覚として1日1〜2USドル。

 

基本、ハウスキーピングは客室料金にふくまれていると思うので。

でも、気持ち。

チップ=こころづけなので、正解なんてありません。

そして「チップ」が当然のアメリカですら、ホテルでの枕銭は不要論のほうが根強いです。

ホテルでのチップに関して調べた結果をまとめました。

ヨーロッパとアメリカではずいぶん感覚が違います。

この記事を最初に書いたのは2017年。
当時はまだベッドメイキングにチップを渡すほうが少数派。
2020年、ホテル側のくふうもあり、じょじょに浸透しているようです。

ホテルでのチップまとめ

ホテルでチップを渡すシチュエーション&目安、方法をまとめました。

欧米スタンダード・ざっくり世界共通と考えてよいかと(金額は米ドル表記)。

あくまで4ツ星以上のホテル滞在での目安です。

家族経営だったっり親密な宿泊所では、チップを渡すとかえって印象が悪いこともあります。

ドアマンタクシーを呼んでもらったり車を回してもらったら1-2USドル握手のときに手渡し
ベルボーイ荷物を部屋まで・部屋から車まで運んでもらったら1-5USドル同上*1
コンシェルジュコンサートチケットの手配やレストランの難しい予約など*25-50USドル同上
ルームサービス請求にサービス料がふくまれてることがほとんど。でも、気持ち渡したい1-2USドル同上
ベッドメイキング|ルームメイド日本では枕銭といわれますが、コレについては下記の記事をお読みください1-10USドル枕の上など*3

*1 ホテルを出るとき、さよならしながら渡せるといいですが、大ホテルの場合は人が変わることもあるので先に渡しちゃいましょう

*2 電話を1本入れてもらったくらいなら渡さなくてよいようにワタシは考えます

*3記事後半でもう少し詳しく書いています

*このほかバトラーサービスを受けた場合も、当然ながらチップを渡します

そもそも枕銭って? ベッドメイキングのチップ?

架空の100万ドル紙幣

「枕銭」「ピローチップ」とは、ホテルの客室内の清掃やベッドメイキングへのおこころづけのこと。

ホテルでのチップ、ベルボーイやウェイター、ウェイトレスの人たちには直接渡しますが…

ルームメイド(ハウスキーパー)の人たちはだいたい外出時に部屋を片づけてくれるので、顔をあわす機会がほとんどありません。

部屋に小銭をただ置いておいても伝わらないので、枕に置いておくことで、〝あ、チップだわ〟とわかり、受け取ることからこの名称がついたらしい…

 

でも…ピローチップ Pillow Tip なんて、英語ナイ。

『Cambridge Dictionary』にも『Oxford Dictionaries』にもナイ。

 

ネットの書き込みで見つけたのは…

「Pillow Tipとか、Pillow Moneyっていって、日本人がホテルの部屋の枕にチップを置くらしいんだけど、みんなは置いたことある?」

みたいな話が、海外サイトで交わされていてちょっとウケました。

 

\じゃ、そんなチップ置く必要ないじゃん!/

 

2014年、アメリカとカナダのマリオットホテルでは、ベッドメイキング用のチップを入れる封筒を部屋に置きはじめました(当時はそもそもの賃金が安いのが問題だと物議を醸しましたが)。

最近では、宿泊客と顔を合わすことのないルームメイドとの距離を埋めるべく「この部屋の掃除をしたのは●●です」といったカードを置くホテルも増えてきました。

じつは枕銭について、悩んでる外国人もいます

ベッドの枕元

先ほど見つけた海外サイトでは、ほとんどの人が「え〜置いたことない」という意見でしたが…

ひとりだけ「小銭を置いたことはあるよ」という答えがありました。

 

で、ほかのアメリカのサイトには…

「僕、出張の多いビジネスマンなんですけど、ルームメイドさんのためのチップを部屋に置くべきでしょうか?」

ナンテ相談も。

アメリカ人の彼は毎回、チップを置いているようです。

 

はたまた「ハウスキーパーさんへのチップは当然です(キリッ)」と書いてあるサイトもあり…

金額から置き方、諸外国の事情にまで言及して、当然の習慣だと書いてるサイトもありました。

ここまで習慣化してることだとは思えないワタシには、ニワカには信じがたい話ではありましたが…

日本の旅行社が、ホテル側に便宜をはかってもらうためのつごうで、勝手につくりあげた説は根強かったです。

う〜ん、正解は見つからないネ。

文頭で2020年、じょじょに枕銭が浸透してきてると書きました。
が、重たいマットレスを持ち上げてのシーツ交換は重労働との発想で広まってきたチップ。
最近では環境保護のために、長逗留以外はシーツを変えないのがふつうなので、チップ不要論も支持できます。

枕銭。置くべき?

ホテルの寝室

まぁ「置きたきゃ置けば」。

 

なんとミもフタもない結論ですが…

ワタシの周辺では、元旅行業界関係者はみな、置いてます。

「だって、シャンプーとかたくさん置いてくれたりするよ」とか

「え、そういうもんでしょ」という意見でした。

 

ある海外在住日本人カメラマン氏は

「機材とか盗まれたくないから、必ず置く!」でした。

 

で、小心者のワタシは、ふんふん聞いてはいましたが…

「シャンプー、そんなにもらってもなぁ」

「盗むときゃ、置いてあるチップごとごっそり盗むだろう」と思ったり。

 

一方、留学経験者系は置かない派が、断然、多い。

「そんなのもったいないじゃん!」

「アリエナイ!」

 

外国人の友人はわかりやすく…

所得の多い人は置く人が多く、ちょっと苦労してる人は、置かない人が多い。

でも、これはちょっと一概にはいえない。

全世界共通で、お金持ちは基本シブいですからね。

泊まるホテルにもよります。

 

ワタシ?

最近までは、置いてませんでした。

掃除は客室料金にふくまれているコトだと思っていたので。

なので、タオルをヒドク汚しちまいましたとか、何か理由のあるときしか枕銭なんて、置きませんでしたヨ。

取材で超高級ホテルを泊まり歩いた場合、10日間毎日5ドル(ホテルの格が高ければ5ドル当然と書いてあるサイトの言葉を信じればですが…)の枕銭を置くのは…ツラすぎる。

 

いまは、連泊するホテルでは置いてます。

まあ、毎日同じ人が掃除してくれるわけではないですが、でも、1ドルでももらえたら、やっぱ嬉しいよなぁと思うようになったから。

というか、自分だったら嬉しいよなという感じです。

 

あ、ものすごく小さなロッジみたいなところで、掃除してくれる人がわかってたら、

置きます! 

毎日、置きます!

小心者ですからね。

 

部屋にいるときにターンダウン(夜のベッドの準備)サービスが来るときがあります。

このときもチップは渡します。

で、こういうときに限って、大きいお札しかなかったり。

ほんとは、そんなときは Thank you だけでよいのですが…

とほほですが、渡します。

 

ようはチップ、おこころづけですから、「置きたきゃ置けば」以上の正解はナイということです
(チップが原則のアメリカは事情がちょっと特殊。あくまで枕銭に関して)。

ピローチップ置くならいくら? 置き方は?

小判

置くなら、いくら置くのか!

「枕銭は置かない」と決めてる人は、悩む必要はありません。

で、気持ちの問題なので、いくらでもいいのですが…

帰国前の小銭処理で、ジャラジャラ1円玉クラスを置くのは、失礼かと。

自分がやられたら、ちょっとムっとするかもでしょ?

もはや、こころづけではなくなります。

 

で、その土地の物価も大いに影響してくるのですが、ホテルの格も関係あります。

ワタシの感覚では、1日100円くらいが基本デス。

1ドルあるいは1ユーロ感覚。

 

キッパリ「置くべき」と書いてあるサイトには、(日本のサイト、アメリカのサイトどちらもありましたが)

超高級ホテルやリゾートは、5ドルとありました。

で、たしかにそうかなとは思うのだけど…

3〜5ドルという幅があってよいのではと思います。

 

あ、もちろんキチンと部屋が整っていることが大前提。

掃除のし残しとか、アリエマセン。

 

ワタシが〝ゲッ〟と思ったのは、封筒とか、ポチ袋に入れて置いとくといいよというアドバイスでしょうか。

う〜ん、封筒とかに入れるなら10ドルくらい入れたらというのがワタシの感覚です。

あくまで個人的な意見ですけど。

メッセージを添えて、というのも…

なんかとてもていねいなメッセージと1ドルというのもバランス悪い気が。

ひとことThank you くらいならアリかとは思いますが。

 

クルーズや列車の旅、サファリライフなどで、最後の日にチップをまとめて渡すことがあります。

専用の箱や封筒がある場合も多い、こういうときにひと言添えたりするのはアリ。

何日間かいっしょに過ごしてる顔見知りのスタッフも多いですから)

 

ちなみにチップを置く場所。

TVの上、枕の上、バスルームのカウンターの上は、ルームメイドさんへのチップを置く場所として一般的な場所だそうです。

 

さて、みなさんは枕銭、置きます?

 

追加情報)
ニュージーランドのご主人と国際結婚した日本女子からのコメント。

「5〜10ドルくらいは置いてるよ。
だって、そのほうがお互い気持ちいいじゃない!」

こんな意見があることもお伝えしときます。

Twitterフォローお待ちしてます!

 

*海外でのコミュニケーションについての記事
>>イタリア旅行。言葉に困ったら、マンマがゲット・アングリーで乗り切る!も参考にしていただけると思います。

 

この記事はトラベルジャーナリストの大沢さつきが書いています
>>詳しいプロフィールはコチラ

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4件のコメント

  1. チップは貰った当事者だけが得をするシステムのところもあれば、いったん全部プールしてペイデイに従業員で山分けするケースもありますよ。ホテルなどでは前者が多いようですが。ちなみに出張で米国を訪れる機会が多いのですが、短期の場合、安いホテルでは使ったべット数×1ドルを毎日。高いホテルでは同じく2ドルを置くようにしています。長期の場合は、私物もたくさんあって部屋に入って欲しくないので、タオルとゴミ箱を部屋のドアの前に置き、ついでにルームクリーン不要のメモを貼っておきます。これなら彼らの手間を減らすこともできます。シーツ交換とルームクリーンをしたもらった場合は、短期泊と同じ扱いにしています。

    1. おうむら様

      コメントありがとうございました。
      おっしゃる通り、チップの扱いは、ホテルサイドでも対応がいろいろですね。
      アメリカに頻繁にいらしてる方からのアドバイス、たいへん参考になります。
      ありがとうございました!

  2. 西海岸と日本で育ちました。pillow tipという言葉は聞いたことないですが、チップは置きますよ。1人2ドル〜ですかね?もちろんもっとおいてもいいし、1人一ドルでもいけないということはないと思いますが。でも置かないことはないですね。

    1. えみ様

      コメントありがとうございます!
      えみさんは習慣として置いてらっしゃるんですね!

      チップに関してはほんとうに千差万別だと思いました。
      何が正解ということはないと思うのですが、いろいろな事例を知っておくのは助けになります。

      情報、ありがとうございました!

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