【マチュピチュ】ふもとの村の観光もかなり面白い!温泉まである日本情緒満載

5 min
マチュピチュの遺跡

マチュピチュに行くまで、日本から約30時間…

とにかく地球の裏側まで行くのだから、マチュピチュ遺跡はじっくり堪能したい。

となると、ふもとのマチュピチュ村(=アグアス・カリエンテス)滞在は必須。

観光はできるの? 

お土産は何が買えるの?

ホテルは?

そんな疑問にお答えしましょう!

意外にも、日本の温泉街的なマチュピチュ村をご紹介〜

\マチュピチュ行くなら/
▶︎まず読め!マチュピチュ完全ガイド

マチュピチュ村の初代村長は、日本人!

マチュピチュ村

マチュピチュ遺跡のふもと、バスで約30分のところにマチュピチュ村はあります。

人口3,000人の小さな村ですが、年間200万人が訪れる大観光地マチュピチュの拠点だけあって、ツーリストであふれてます。

で、ナントこの村の初代村長は、野内与吉さんという福島県出身の日本人。
村の発展に情熱を注いだ人なのでした。

マチュピチュへの観光客の多くを運ぶ列車の走る、クスコ〜マチュピチュ間の線路を完成させるのに尽力
村のランドマークとなる、はじめてのホテル「ホテル・ノウチ」を開業
水力発電所をつくり、村に電力をもたらすとともに洪水に悩む村民の負担を軽減

などなど、その偉業は、いまでも村の人たちの胸に刻まれてます。

なので、2015年。
世界中の街からのラブコールを散らして、野内さんの出身地である福島県の大玉村がマチュピチュ村の友好都市に決まってます!

大人気のマチュピチュ温泉で観光気分

マチュピチュ温泉

で、なんだかこのマチュピチュ村…ここは箱根か有馬山…
てかもっと、ひなびた日本の温泉街の雰囲気かもしてます。

じつはほんとに温泉が湧いていて、入れます!

連日、なかなかなにぎわい。
マチュピチュ村の以前の名称アグアス・カリエンテスは、〝熱い水〟つまり温泉なんで、マンマです。

マチュピチュ温泉(Aguas Calientece)インフォメーション
水着着用・タオル要持参
立って浸かる(壁際なら、寄っかかれます)
38〜46度の湯温とありますが、体感的にはもっとぬるめ
朝5時〜夜20時まで営業していて、ペルー人以外の外国人は20ソル=約750円
住所:Signposted from main square, Aguas Calientes, Peru(村の中心から徒歩約15分)

ま、ぬるめだし、ワラワラ人がいるので、のんびりって感じではないですが、話のタネに行ってみるのはアリです。
残念ながら、効能とか、泉質までは発表されてません。

\一期一会のゴージャスペルーをおすすめ/

お土産、マーケットでの観光が楽しい

マチュピチュ村

小さな村なんで、1〜2時間もぶらぶらすればほとんど見れちゃいます。

駅周辺と教会のあるアルマス広場(ここにはマチュピチュをつくったパチャクティ皇帝の像もあります)、マーケットをのぞけばおしまいな感じ。

でも、メインイベントのマチュピチュ遺跡訪問があるので、村ではゆるっと散策くらいがちょうどよいかと。

で、このマーケットがけっこう楽しい。

マチュピチュ村マーケット

東京・上野のアメ横っぽい雰囲気で…

基本、いわゆるペルーの民芸品みたいなものとTシャツだの帽子だのを売っていて、何軒も同じものを売ってる店がならんでます。

でも、丹念にのぞいて行くと、ちょっとセンスのいいもの置いてたり、ほかの店にはない色を置いてたりというお店が見つかります。

観光地なので、そんなに安くはないですが、マーケットなので、値段交渉の余地ちょっとアリ。

そして、1軒、マーケットのいちばん端に、ほかとは少し違う雰囲気の店見っけ。
アートまではいかないけど、ほかの店よりはクオリティの高いクラフト系のものがそろってました。

パチャママの置物

ジャン。

その店で買った神さま「パチャママ」と「パチャパパ」の置物。

ペアで40ソル(約1,400円)

*ペルーの人曰く、パパは右に・ママは左に置くべきだそう。関西版のおひなさまの置き方といっしょにするのが正しいようです。

「パチャママ」は母なる大地、〝豊穣の神〟で、いまでもあつく信仰されてる女神さま。

「パチャパパ」は通称で「パチャカマック」、父なる天の神で、いまはパチャママほど信仰されていないので、ママとペアってことで売り出されてます。

で、これ高さ10センチ。
ひとまわり小さいものが、リマでは50ソルだったのでお値打ちかも。
ま、ちょっと値切りましたが…
デキも、リマで売ってたもののより、こちらのほうがていねいなつくりです。

ペルーの風鈴

こちらはバリバリのお土産物で、風鈴。

なんだか惹かれての衝動買いでしたが、けっこう音がよいのでお気に入りです。
でもメダリオン部分については、何度聞いても「GOD」神サマとしか教えてもらえませんでした。
20ソル(約700円)。

ぶらぶら歩きがてらの買い物を済ませたら、最後は、ホテルです。

マチュピチュ村のベストホテル5

マチュピチュ村にはピンからキリまでのホテルがいろいろあります。

なにより、目的はマチュピチュの遺跡。

なので、人気評判がよいラグジュアリーホテルの中から、最高のロケーションのホテルを5つピックアップしてみました。

ホテル名 おすすめポイント料金の目安
 ハトゥン・インティ
ブティック マチュピチュ
 駅と、マチュピチュ行きのバス停から近い最高のロケーション 約28,000円
 ホテル アトゥカイ タワーズ アクセスだけでなく、サービスの評判がよく、朝食がおいしいと高得点 約17,000円
 カサ デル ソロ マチュピチュ 定評のあるサービスと食事のおいしさで人気の高いホテル約39,000円
 インカテラ マチュピチュ
プエブロホテル
駅近なのにうっそうとしたジャングルの中に立つ、シャビーで女子力満点のホテル約72,000円 
 ベルモンド
サンクチュアリー・ロッジ
マチュピチュ村ではなく、マチュピチュ遺跡の入口正面に立つ。値段もさることながら客室数が少ないため、いつでも満室御礼で、予約至難 約215,000万円 

マチュピチュ村で泊まるなら、自然に包まれたホテル

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で、ワタシは「インカテラ マチュピチュ プエブロホテル」に泊まりました。

アグアスカリエンテスの駅から徒歩7分。
このホテル、ナチュラルで、喧騒からの隔絶感があってとってもステキです。

うっそうとしたジャングルの中に、こぢんまりとした邸宅風の感じで迎えてくれます。

しっくいの白壁に、木と石と布をふんだんに使ったインテリア。
プリミティブ過ぎず、でもナチュラルないい感じ。

ウェルカムドリンクを飲みながら、チェックインをすませるメイン棟には、ラウンジとレストラン、ライブラリーがあって、ゆったりとくつろげます。

野暮(?)なレセプションは別棟にあって、基本、チェックアウトのときだけ行けばOK。

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ラウンジ脇には、暖炉があって居心地のとてもよいライブラリー。
ここにはフリードリンクが置いてあります。

客室のコテージがこれまた、シャビー

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客室はすべてコテージタイプ。

各室に暖炉がついていて、なんともシャビーなインテリアが女子のこころをくすぐります。
ものすごいラグジュアリーというのではなく、なんだろう居心地のいい空間。
家具ひとつひとつ、ていねいに選んである感じ。

感激だったのは、ターンダウンのときにベッドにしのばせてくれる湯たんぽ。
夏でも夜間は冷えるので、このあったかいこころ遣いは最高でありました。

暖炉用のまきと、ふたつきの容器には着火剤。
いれもののプリミティブ加減がころあいでイイ感じであります。

窓から見えるエントツがまた可愛い。

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 シャンプーとリンスもナチュラル仕様。
自然素材でつくったオリジナル製品右のボトルは虫よけで、レモングラスの香りです。
ただちょと問題なのは、しっかりとしたガラス瓶なので、シャンプーもリンスも出てくるまで、とてもとても時間がかかりました…

ナチュラリストが案内してくれるマチュピチュ!

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敷地内はとにかくジャングル仕様。

夜、メイン棟から離れたコテージだと、かなり足元が暗いです。
早朝、早起きをしてマチュピチュに出かけるときには、スマホのライトが必要でした。

で、このような樹木に囲まれているのだからして、ホテルには7人ものナチュラリストがいます。

彼らに頼んでマチュピチュをガイドしてもらったり、ホテルの敷地内でのバードウォチングや探検などができるという仕組み。
マチュピチュは世界文化遺産というだけでなく、世界自然遺産でもあり、蘭だけで400種類もあるのだそうな。
ナチュラリストに案内してもらえば、遺跡の歴史とかだけでなく花や鳥のことまで教えてもらえます。

\マチュピチュ遺跡の魅力は!/
▶︎恋するマチュピチュ遺跡

スパが充実しているのも高得点

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インカテラにはスパもあって、これが木の枝を組んでつくったプリミティブなつくり。

よくわからないけど、ザ・ペルーというかザ・インカな感じ?
でも、中はとても清潔で、リラックスできる空間なのでした。

そして、これは残念ながら確認できなかったのですが、このホテルには露天風呂がある! 
もちろん水着着用ですが、これはけっこう高得点なんじゃないかと。
この街は温泉が出るので、ここのお風呂もきっと天然温泉です。

と、設備ばかり紹介したけれど、サービスもよかったです。
つかず離れずな感じで、好感度は高しでした。

ただひとつ残念だったのは、レストラン。
夜、パスタのフェットチーネを食べましたが、これが塩辛くてとても食べられたものじゃありませんでした。

同行者で、肉料理を頼んだ人たちは、みんな完食だったから、きっと塩加減をまちがえちゃったのでありましょう。
もうひとり、パスタを頼んだ人も塩辛くてほとんど食べられずでした。

でも、朝イチのマチュピチュ行きのために、朝5時から、きっちりとした朝食を用意してくれているのはアリガタイ。

さすが、1泊6万円以上はするというホテル。

それだけのことは、あります。

住所:Pueblo de Machu Picchu 084, Machu Picchu, Cusco

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▶︎マチュピチュ・ミステリー7

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