Mott 32|香港お洒落ランチに一度は行きたい飲茶レストラン

5 min
店内画像

 

やっぱり年に一度は行きたくなる香港ですが…

さすがの国際都市は、お洒落度が高いです。

異国情緒な感じを出すのは、日本、東京よりはるかにウマイと思います。

で、早速。

ホットなレストランをご紹介です。

それも、ただいま人気絶頂の中環(セントラル)にある飲茶店。

Mott32(モット32)は、ただ〝おいしい〟だけの店じゃありません。

むちゃくちゃ香港的お洒落なおすすめレストランです。

妖しくもレトロな雰囲気は、さすがの香港センス!

店内の画像

ふつうな感じの入り口から。

長い長いエスカレーターを…、おりるほどに妖しい感じが色濃くなります。

香港の新進気鋭のインテリア・デザイナー、ジョイス・ウォンが手がけるここMott 32(モット32)は、19世紀末のNYのチャイナタウンがイメージだとか。

レトロモダンが、ちょっとイケナイ雰囲気をかもしていて惹かれます。

そもそも、店名のMott 32は、 1851年に創業したNYのチャイナタウン発祥の雑貨屋さんの住所から取っているとのこと。

上の画像の天井に見えるソロバンは、その店からイメージしたものだそうです。

凝ってます。

さすが香港。

うーむ、お洒落。

店内の画像

で、広い店内には、サイズもインテリアも違う個室が5部屋あり、のぞいているだけでワクワクする雰囲気。

上の写真の小部屋は〝毛筆の部屋〟。

壁一面に毛筆がならんでますが、これがなんともいえないインテリアになってます。

冒頭でご紹介した、この個室も素敵でした。

店内画像

1点下げられたシャンデリアがみごとにチャイニーズにマッチしてて、ほんと、香港センス抜群です。

個室を予約するならこの部屋か、筆部屋がおすすめ。

で、こんな食卓で食べる飲茶はどんな?

と、期待がぐんぐん膨らみます。

店内の画像

この写真は個室ではないですが、あまりに壁がきれいだったので。

と、どこもかしこもちょっと気だるくって、淫美な空気感。

ヤバイ匂いがぷんぷんするMott32なのでした。

食材をこだわり尽くしたMott32はやっぱおいしい

点心の画像

さて、いよいよ飲茶です。

いわゆるワゴンが回ってくる形式ではなく、メニューで選びます。

上の写真の点心はトリュフ乗せ!

手前のオレンジ色の「酸辣小籠包(酸味と辛味のきいた小籠包は上海風・95香港ドル=約1,360円)」。

奥の黒トリュフを乗せた「焼売(65香港ドル=約930円)」のいずれもイベリコ豚使用です。

ちなみに左は、「南オーストラリアのホタテとエビ、ビートルートの餃子(70香港ドル=約1,000円)」です。

広報の人の説明では「広東料理をベースにしながら、四川と北京料理も取り入れ、伝統に裏打ちされたモダンなアプローチをしています」という料理。

ややナンノコッチャですが、かみ砕くと、広東料理が中心だけど四川も北京もあって、伝統料理の基本を押さえながらも、モダンな感性でつくってます。

ということでしょう。

で、さすが元マンダリン・オリエンタルホテルの総料理長がシェフだけあって、頼んだ飲茶すべてがソツなくおいしいです。

ちなみにこのシェフ歴35年というベテランシェフは、マンダリンで腕をふるっているときに、彼自身初のミシュランを獲得してます。

店にはさらに、台湾出身の料理ディレクターもいて、シェフと一緒にメニューをつくっているとか。

そのあたりで、モダンさを打ち出しているのかと。

カクテルにも力を入れていて、料理とペアリングしたカクテルを注文することもできます。

もちろんアルコールの入ってないモクテルや、お茶(12種類)もあります。

Mott32のおすすめ、北京ダックに挑戦

北京ダックの画像

そして、Mott32のシグネチャーディッシュのひとつが「北京ダック」。

広東と北京両方の調理法でローストしたという一品は、たしかに皮パッリパリ、肉ジューシーでした。

が、これは好みの問題で、ワタシにはちょっと脂っぽかったです。

(595香港ドル=約8,500円・前日までに要予約)

で、食材にこだわるこの店では、上の飲茶の点心でもわかるようにポークはイベリコ豚を使うことが多いようです

(と、後で知りましたが、香港のイベリコ豚人気は日本よりすさまじいそうで、あちこちの人気レストランで当たり前のように使われてます)

Mott32の飲茶で絶対食べなきゃのワタシ的おすすめは

いちばんおいしい!と思ったのは、写真左のカリっとさせたライスペーパー、エビ巻「脆皮鮮蝦腸粉(80香港ドル=約1,140円)」。

ジューシー&カリカリ感が絶妙のひと皿でした。

同じく食感の組みあわせがすっごくおいしい、メロンパン肉まん(写真右)もおすすめ。

この料理は、飲茶でミシュランの星をゲットした「添好運(ティンホーワン)」の有名メニューですが、Mott 32のカリカリ肉まんもシグネチャーにしているだけあってかなりおいしい。

で、これもイベリコ豚を使っていて「脆皮西班牙黑毛豬 叉燒包(65香港ドル=約930円)」。

おいしいだけがMott32の魅力じゃないから

まぁ、はっきりいって料理だけで考えたらコストパフォーマンスはよろしくないです。

「添好運」のような飲茶専門店にくらべたら3倍近い価格帯でしょうか。

でも、香港ならではのハイセンスな雰囲気を味わいに行くには、とてもアリなレストランです。

だからといって、ドレスコードをそんなに気にしなくてもいいし。

サービスもよかったし、なにより便利のイイ場所にある。

夕食だとお財布がツライので、昼の飲茶がおすすめです。

もちろん余裕のある人は夜出かけてもイイ雰囲気が満喫できて楽しいと思いますが。

トイレも凝ってて面白いので、必ず行きましょう(右下の写真)

香港島のド真ん中にある、隠れ家的Mott32

場所は、香港でいま!いちばんシュっとしたエリア、香港島の中環(セントラル)。

高層ビル街の中でもひときわ目立つHSBCビルの隣、ひかえめなスタンダード・チャータード銀行ビルに向かいます。

ここ地味ながら、じつは香港紙幣の発券銀行。

世界第5位の銀行のビルです。

大きなビルなので入り口がいくつもありますが、クイーンズロード側の入り口からはいるとわかりやすい。

でないと、拡張拡張で隣接するビルともつながってるので、ちょっとヤヤコシク、見つけづらいです。

かくいうワタシもビルの中をぐるぐるしました。

でも、ビルの拡張でハメ殺しになってしまった窓のステンドグラスに、

2016年10月1日のフライトを最後に引退したキャセイのジャンボ機が飛んでたりして、ちょっと楽しめましたが。

と、いかにも普通な感じのMott32のエントランス(右上の画像)から、地下へおりるエスカレーターに。

Mott 32 モット32
住所 Standard Chartered Bank Building, 4-4a Des Voeux Road, Central
営業時間 15時〜15時(飲茶)・18時〜24時(LO23時)
休み 無休
公式サイト →Mott32のサイトへ
電話 +852 2885 8688

*ビルは3方向から入れるので注意。タクシーで行く場合は、HSBCタワーを越したQueens Roadで降ろしてもらうとわかりやすい。

*Mott32でおしゃれな食事をする前、あるいは後に出かけるとイイ、おすすめバーの記事はコチラ→>>香港旅行に超おすすめ。最新バーのスペイン的ジントニック専門店

*Mott32的におしゃれなホテルは>>【ザ・マレー香港】は超一級のセンスとサービスでもてなすホテルだった

[blogcard url=”https://tabi-travell.com/murray/”]

 

[su_button url=”https://tabi-travell.com/profile/” target=”blank” style=”flat” background=”#eaf4fc” color=”#716246″ size=”5″ radius=”0″ icon=”icon: vcard-o” icon_color=”#9f9a9a” text_shadow=”0px 0px 0px “]この記事はトラベルジャーナリストの大沢さつきが書いています
>>詳しいプロフィールはコチラ[/su_button]

 

 

Copyright © tabi-travell.com All Rights Reserved.

 

カテゴリー:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください