グラナダ穴場のこてこてカルトゥハ修道院がスゴイ!アルハンブラ宮殿もびっくりヨ

アルハンブラ宮殿
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「アルハンブラ宮殿」〝鍾乳石飾り〟の天井

スペインの二大観光地といえば、北のバルセロナ「サグラダファミリア」と南のグラナダ「アルハンブラ宮殿」。両横綱です。

で、この「アルハンブラ宮殿」、たしかにおみごと。
凝りに凝りまくったイスラム建築の傑作です。

ですが…
グラナダにはもうひとつ、絶対見逃せない建築があるんです。

「カルトゥハ修道院」。

規模でいったら〝宮殿〟にはとうていかないませんが、この修道院のコッテコテぶりも、アルハンブラに負けず劣らずのスゴさです。

で、なぜか日本ではあまり知られていない。

でも、グラナダ行ったら必ず行かなきゃの穴場観光地です。

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カルトゥハ修道院は〝キリスト教のアルハンブラ〟

カルトゥハ修道院
「カルトゥハ修道院」の聖具室。 *特別な許可のもと撮影。通常は撮影禁止なので要注意です (The original shooting of a special permit)

 

この〝キリスト教のアルハンブラ〟と絶賛される修道院が建てられたのは、19世紀はじめ。

もう、スペイン帝国は衰えていて、大英帝国がノしてた時代です。

(→【5分でわかる】スペイン、アンダルシアの歴史。旅行に行くなら知っとこ!

だから「アルハンブラ宮殿」に対抗して建てたナンテ話ではなさそう。

美術的に、こういう超バロックな時代だったのですね。

*ちなみにバロック様式とは、ドラマチックで装飾大好きなスタイル。

 

もともとの建物は16世紀はじめに建てられていて、途中ナポレオン戦争のせいで素晴らしい回廊とかが壊されてしまったらしい…

でも、コレですよ。

 

質素を旨とする修道院の…、なんとも贅を尽くした、凝りに凝りまくったデコレーションであります。

 

終期バロック様式として、とっても貴重な建築物で、スペインじゃかなり有名な建築。

地元の人もヨク知ってます。

いざ、グラナダ穴場のカルトゥハ修道院に

カルトゥハ修道院

外観は、なんだかとってもシンプル。

さすが修道院だけあって質素だわって感じなんですけど…

 

修道院のガイドブックを買ってみます。

見取り図です。

修道院の見取り図
from [ GUIDE OF “CARTUJA” GRANADA ]

1番が入り口。

2番が〝ちっちゃい回廊〟で、下の写真です。

回廊ナポレオン戦争で壊されたのは〝グレート〟な回廊で、これは〝スモール〟な回廊とあるので、だいぶ印象がちがうのでありましょう。

庭には4本の大きなオレンジの木があります。

 

で、3番が食堂なのですが…

あまりにガランとしてたので、写真を撮ってません。

後で知ったコトですが…

修道院にとって〝食堂〟は、とても大切な場所。

神サマと対話しながら食事をする場といった意味あいで、修道士さんたちは無言で食べます。

たしか、禅寺でも食事中は無言。

ほかにも共通項がいろいろありますよね(この話はまた後日にでも)。

 

4,5番が小さな礼拝堂で、こちらも簡素。

古い修道院で見かける礼拝堂と、変わりません。

4番は、「聖ペテロと聖パウロの部屋」となってて、ふたりを描いた絵がかかっておりました。

6番は講堂で、ここもいまはガランとしておりました。

さて、いよいよの…

ようは信者のため、神さまの場所がコッテコテという

祭壇
ここも特別な許可を得て撮影。通常撮影禁止です。 (The original shooting of a special permit)

 

で、これが8番の教会部分の深奥、祭壇の部分であります。

バロックしてきました!

天窓から光も射しこんで、たいへんオゴソカな空気です。

 

そして、この祭壇の左横にあるのが、10番のド派手な聖具室デス。

もう一度、今度はドアップでバロック様式をご紹介。

天井アップ
特別な許可を得て撮影。通常撮影禁止です。 (The original shooting of a special permit)

 

化粧漆喰(スタッコ)。

つまり漆喰でガンガンに装飾をほどこしてます。

 

〝おおっ! 神サマ!!!〟

みたいなココロを表現すると、この時代、こうなったのでありましょう。

 

じつは天井もたいへんなことになっていて…

天井

写真でうまく表現できていないのですが…

楕円に描かれた絵のまわりにも化粧漆喰がほどこされていて、色のコントラストで3D効果があるんです。

この時代、この〝飛び出す絵本〟的な装飾も流行ったようでして、まあとにかくド迫力を求めてのアノ手コノ手という感じです。

天井

こんなつくりもありまして…

もうとにかくスゴイの一語に尽きます。

 

ワタシは禅の国のヒトなので、シンプルなほうが好きですが…
ここまでやってくれちゃうと、ウナります。

 

ヤじゃない。

 

やはり、徹底しているというのは、だいじです。

 

そして、最初は気がつかなかったのですが、修道院の見取り図を見て思いいたったのは…

修道士たちの場所はとても質素で、信者のための場所、神を讃える場所が絢爛豪華ということです。

修道院の見取り図
from [GUIDE OF “CARTUJA” GRANADA]

1番の入り口からまっすぐが教会スペースで、華やか。

右側が修道士スペースで、地味というわけです。

 

小さな修道院なので、30分くらいで見て回れますけれど、ここは必見。

グラナダに行ったら、絶対、訪れてソンはないです。

 

カルトゥハ修道院へのアクセス

・グラナダ市内からタクシーで10分弱。ま、これがいちばんカンタン。5〜6ユーロ。
・徒歩で30分弱。「アルハンブラ宮殿」巡りで疲れてなければ、おすすめです、
・市バスのN7、 U1、U3で行けます。「Science Education」か「Paseo de Cartuja」で降ります。

Monasterio de la Cartuja(カルトゥハ修道院)
住所:Paseo de Cartuja, Granada
開館時間:10時〜13時・16時〜20時(夏季、冬は午後が15時〜18時になります)
入場料:4ユーロ

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