【ペルー旅行3日め】世界最高地のひとつを走る、南米初の寝台列車に乗ってみたら

アンデアン・エクスプローラー号
アンデアン・エクスプローラー号

 

さて、前日コンドルを見て狂喜乱舞するも…

ハシャギ過ぎて、すっかり高山病 → 酸素吸入のお世話になったワタシです。

(旅行1,2日めについてはこちらを → 超クールなコンドルに会ってきた

で、ペルー旅行3日めの本日、真のメインイベント。

南米初の寝台車列車『アンデアン・エクスプローラー号』に乗ります!

あの『オリエント急行』をもつ会社、ベルモンドの豪華列車です。

高山病でちょっとグッタリしてますが、わりと元気。

さぁ、行ってみよ〜。

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ペルー旅行3日めは、なんと標高6,288mからスタート
ペルーの火山跡

さて、ルンルンとまでは行かないまでも、ゴキゲンよくホテル「ラス・カシータス・デル・コルカ」を後にしたワタシ。

前日の予告どおり、標高6,288mのアンパト火山を目指します。

で、まさにその昨日。

そのお隣のサバンカヤ火山が噴火して、モクモクと噴煙をあげる様子を見たばかりです…

サバンカヤ火山の噴煙

丘の向こうからモクモク…

大丈夫かペルー。

大丈夫なのかワタシ。

インカ帝国の生贄美少女…

なんでもこのアンパト火山、1995年に氷漬けの少女のミイラが発見されたことで有名。

その後「フワニータ」と名付けられたこの少女は、インカ帝国時代、生贄(いけにえ)としてこのアンパト山に葬られ、500年もの長きをここに眠っていたと研究発表されてます。

で、このフワニータ発見のきっかけとなったのが、昨日も噴火したお隣サバンカヤ火山の噴火。

噴火の振動でアンパト火山の一部が滑落し、フワニータが土の中から出現したとのことです。

なんかいろいろと怖ろしい話ですが、ウチラ陽気なジャーナリストチーム。

みんな興味津々の目ランランで、そっちのほうがある意味怖いわ…

このアンパト火山の頂上。やたら石が積み上げられてて、賽の河原(さいのかわら)みたいになってるんですが…

この石積み、じつは旅行1日めからところどころにあって、とても気になってました。

お墓かなぁと思ってましたが、それにしては数が多い。

で、アンデス山中のペルーでは、旅人がひとつひとつ石を積み重ねる風習があるんだそうな。

小石には、弱いけれども魂があって、それを積み重ねていくと大きな力になるのだとか。

もちろん神や精霊、死者への供物の意味もあるらしい。

ふーんと神妙にガイドさんの話を聞いてましたが…

後日、クスコという街で見かけたミカン状の柑橘類。

路上で売るのに、こんなん積み上げてて…これも供物なのだろうかと。

いやいやミステリアスな国、ペルーです。

ついに!ペルーの寝台列車旅行がはじまります

アンデアン・エクスプローラー号

火山を離れて約2時間。

アルパカとリャマ、ときどきビクーニャの姿しかないだだっ広い高原に…

コツ然と姿を見せた寝台列車です。

そのあまりの唐突さは、ドラマティックな演出というより、

ここにしか線路がなかったということと理解しました。

でもウェルカムドリンクを用意してくれてたり、待合室ではサックスの生演奏でお出迎え。

が、あまりに寒いので、いずれもスベっちゃいましたね。

ここは温かなコカ茶のお出迎えがよかったかもしれません。

神の祝福のあらんことを…

そうこうしてるうちに、修道士さんたちによるお祈りがはじまります。

なんせこの寝台列車、本日が初運行。

実際のお客さんを乗せる前に、ジャーナリストたちを乗せて試運転してみるかってことなんです。

日本でも、初運行に神主さんが祝詞をあげたりするんでしょうね。

アンデアン・エクスプローラーエクスプローラー号のこけら落とし

 

ワタシB
お祈り、けっこう長かったよね
ワタシA
茶色の修道服ということは、カプチノス派の修道士さんです。
日本ではカプチン会といいますね
ワタシB
イタリアだとカプチーノっしょ。
日本だと●●宗抹茶派みたいな

 

で、お祈りの後、みんなに聖水を振りかけ、さらに全車両に聖水をかけていくのですが…

若いほうの修道士さん、険しい顔してたわりには…ちゃっかりスマホで撮影。

先輩修道士さんはどんどん前に進んでいきます。

でもじつはこの前に。

車両をバックに「先輩修道士さんニッコリ」の図も撮影してました。

修道士さんたちも、少しは俗世を楽しんだのであればよいのですが。

寝台列車は、次なる目的地プーノを目指す

さ、いよいよ出発進行です。

窓の外には…はは…上の左の写真が、駅舎。

駅名「カニャウアス」って壁に書いてありますが…

気を取り直して、後ろから車両を見ていきます。

最後尾が展望デッキになっていて、身を乗り出すとイイ感じの写真が撮れる、はずです。

カメラマンの人たち、ほとんどここに陣取ってましたね。

ま、みんな背が高いのでチビのワタシは邪魔になりませんので、パチリ。

アンデアン・エクスプローラー号

走り出してまもなくは、石灰質の土壌のようでありました。

2台のバー車両と2台の食堂車両

展望デッキにつづいて、バーラウンジの車両が2つ。

ひとつはピアノバーになっていて、美声のお姉さんの歌声などが聴けます。

バー車両がなぜに2両もあるかというと、後でキャビン(客室)を見て理解しました。

そう。

スイートとかのカテゴリーでないと、キャビンはとても狭いので、ウロウロしたりゆったりする車両が必要なのだということが。

列車のピアノバー

この寝台列車の内装は、重厚感を出すためにクラシックな要素を残しつつ、比較的明るいモダンなインテリアに仕上げているということ。

オーストラリアでの内装とのことでしたが、たしかに明るくて居心地快適でした。

クッションとかお洒落だし。

食堂車

で、食堂車も2両。

ダイニングはバーよりシックな感じです。

そろそろ小腹が空いてきたので、早くゴハンにならないかなと思いつつ、自分のキャビンに向かいます。

食堂車のお隣が当然、キッチン車両。

キッチン車両

真ん中の紺のエプロンをしているのが、シェフのディエゴ・ムニョス。

このペルー旅行に彼がいなかったら、いや彼の料理がなかったら…だいぶ得点が下がったよねという、世界屈指の料理人です。

キッチン車両

厨房のみなさん、こんにちは。

女性シェフは、今回の『アンデアン・エクスプローラー号』オープニングのために駆り出された、クスコにあるベルモンドのホテルのスーシェフ(副料理長)です。

で、キッチンのみんなには愛想のいいワタシ。

今回のペルー旅行イチの運動は、キャビンの往復

さて、食堂車を過ぎ、キャビン車両になりましたが、まだまだ道のりは遠い。

ワタシのキャビンは運転車両から4番めなので、つまりそうとう前。

最初のうちは、車窓の風景とかに目がいってよかったのですが…

なんせ、この狭い通路。

ひとりしか通れないので、向こうから人がやってくるとどちらかが後退して、お相手が通り過ぎるのを連結部分で待ちます。

まぁゲストだし、いちお女子なんで、だいたい先に行かせてくれますが…

日本人、奥ゆかしいので、たまに「お先にどうぞ」ナンテいっちゃうわけです。

だから、自分のキャビンにたどり着くまでに5分くらいかかります。

部屋に忘れ物は絶対できません。

一度、スマホを忘れてキャビン〜バー車両を2往復したときには、もう、やり切れませんでした。

アンデアン・エクスプローラー号

明るいうちは、まだいいんです。

風景ももの珍しいし。

が、夜はいけません。

なんも見えんし。

まぁこれが寝台列車の旅行というものです。

ペルーの寝台列車のキャビンは、こんなです

アンデアン・エクスプローラー号

まず、扉を開けると飛びこんでくるのが、こんな景色。

花はきれいですが、フリージアなので少々香りがきつい。

これはマイナス点です。

で、カレンダー。

わずか2泊の列車旅行ですから、これは見たくないですね。

マイナス。

と、いちお、最後のアンケートに備えてメモメモ。

先ほどの窓から視線を左に移すと、バスルーム。

扉を開けると左上の写真です。

で、この写真の左下にトイレがあって、右手にシャワーブースがあります。

バスルームの扉の右がクローゼット。

どうにも列車が揺れて、何度撮ってもピントが合いません。

GIFいらず…ではないか。

こんなに狭くても、バスローブが置いてありますね。

ボケててもそのくらいはお分かりになるでしょう。

アンデアン・エクスプローラー号キャビン

で、バスルームから反対側を見ると、こんな感じ。

左が、最初の写真の窓側。

この右手のソファがベッドになるもよう。

この部屋ツインなんで、ふたりで泊まる場合はテーブル位置にもベッドがつくられます。

ま、身動きできません。

だから夜になると、みんなバーラウンジに繰り出します。

さて、『アンデアン・エクスプローラー号』には、このツインキャビンが20部屋。

ほかにダブルベッドキャビンが2部屋とロフト付きベッドが12部屋あります。

ほかのタイプの部屋は、ちょこっとのぞくくらいしかできなかったので、

美しい広報写真でお見せします。

アンデアン・エクスプローラー号キャビン
©︎Matt Crossick

おほほ。

これがダブルベッドキャビン。

ヒエラルキーということですね。

まだまだ寝台列車の旅はつづきますが、今回はここまで。

次回は、いよいよ世界最高地で食べる世界最高の料理です。

もうね、期待しちゃってください。

この寝台列車に乗るには

『アンデアン・エクスプローラー号』の旅は、パッケージでしかできません。

今回は、1泊だけこの寝台列車の泊まるパック2種類をご紹介。

スピリット・オブ・ザ・ウォーター:1泊2日(火曜〜水曜)
クスコ(インカ帝国時代の都) → プーノ(チチカカ湖の玄関口)
ツインベッドキャビン 650USドル(約7万2000円)
ダブルベッドキャビン 735USドル(約8万2000円)

スピリット・オブ・ジ・アンデス:1泊2日(水曜〜木曜)
プーノ → クスコ
ツインベッドキャビン 555USドル(約6万2000円)
ダブルベッドキャビン 625USドル(約7万円)

それぞれにエクスカーションがついていますが、詳しくは次回以降。

日本の予約)Tel: 65 6260 9495 (シンガポールオフィスの英語対応)
営業:10時 – 18時 (日本時間)
Email: reservations.japan@belmond.com

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