人気のシンガポールに行き、さらに話題のクルーズ体験もしようという欲張りツアー。
評判のアジアンリゾート、ペナンとプーケットに行っちゃうというイイとこ取りクルーズに行ってきました!
1週間遊べる3泊4日のまさに夢の「ドリームクルーズ」です。
ウワサの「ゲンティン ドリーム」号、乗船記第2弾になります。
気になる料金は6万8600円〜 オールインクルーシブ(食事・アクティビティ込み)で、約1日1万7000円〜です。
シンガポールの最新空港施設「ジュエル」での楽々、船旅チェックインも体験。
よりイージーゴーイングな海外クルーズをご紹介します。
第1弾は【ゲンティン ドリーム】号での船旅は評判どおりイケてる!〜乗船記
↑ 3分でわかるシンガポール発 ペナン&プーケットクルーズ
目次
海外発着の船旅「フライ&クルーズ」
日本国内発着のクルーズもいいですが、より外国気分が満喫できる海外発着のクルーズも素敵。
その名も「フライ&クルーズ」。
飛行機でフライして、船でクルーズです。
シンガポールだからの 船までバゲージ
ふつう。
日本の空港で預けたスーツケースを現地、今回でいえばシンガポールの空港で受け取り、港でまた船に預けます。
ところが!
羽田空港で預けた荷物がそのまま船室に届くという、じつに嬉しいバゲージスルーのシステムを使わせてもらいました。
シンガポールに着いてからスーツケースがないので、身軽。
快適です。
話題の「ジュエル」で乗船手続き
日本からのシンガポール直行便って、かなり不便で…
ほとんどのフライトが深夜あるいは早朝到着です。
まっとうな夕方着わずか。
で今回のクルーズ、13時チェックイン開始の17時出航なので、早朝到着便しか選択肢がありません。
(もちろん前泊してシンガポールを観光してもいいですが)
朝、6時過ぎにシンガポールに着いてもねぇ。
でもでも。
「ドリームクルーズ」で行くシンガポールなら、新施設「ジュエル」のラウンジで過ごせるという素晴らしさ。
さらには、ラウンジで乗船手続きができちゃうという至れり尽くせりです。
港のマリーナベイ・クルーズセンターで乗船手続きをする必要がなく、サッと出国して乗船と、とてもスムース。
乗船までの時間、シンガポール観光がゆっくり楽しめます。
この「ドリームクルーズ」ならではの最新至便システム、かなり高得点!
[su_note note_color=”#fffee0″ text_color=”#170000″ radius=”19″]【フライ&クルーズ トランスファーサービス】
チャンギ空港が提供している有料サービスなので、利用する場合は、旅行会社に有料で申し込む必要があります。
2019年9月現在、シンガポール発着クルーズの中で利用できるのは「ドリームクルーズ」の乗船者のみです[/su_note]
シンガポール観光&ランチからのクルーズ船へ
「ジュエル」のラウンジでまったり朝食を済ませたら、まずは「ジュエル」内を探索。
最新のVR体験からキュートなお土産ショッピングまでが楽しめます。
乗船までの時間を「ジュエル」で過ごすのもアリで、シャトルで港のクルーズセンターへ行くことができる。
ラウンジでシャワー浴びたり…(有料ですが)
シンガポールを代表するレストランが「ジュエル」には揃ってますしね!
でも今回は市内観光へ。
くどいようだが、スーツケースないから身軽!
とくに、はじめてシンガポールに来た人は、やっぱり観光せんとです。
「富の噴水」や「所観音堂」、ブギス地区、ラッフルズ卿上陸地点、そしてかのマーライオンからのマリーナベイ・サンズを眺めます。
ペーパーチキンで有名な「ヒルマンレストラン」でランチして、さ、いざ乗船です!
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おおっ、ペナン! さて上陸
クルーズ初日は、乗船からあっという間に夕食食べてお休みなさいだったので、チョイ早く起きました。
きょうは早昼を食べたら、マレーシアのペナンに上陸です。
イキナリ翌朝じゃ話が飛び過ぎだろうという人は→【ゲンティン ドリーム】号での船旅は評判どおりイケてる!〜乗船記
寄港地での下船・乗船も、シンガポール時間。
マレーシアとは時差なしですが、タイとは1時間の時差があるので要注意です。
*時刻のルールはクルーズ会社によって違うことがあります
ショア・エクスカーションって何?
クルーズの楽しみは船上だけではありません。
寄港地で下船しての観光もまた魅力のひとつ。
自分で自由に出かけてもいいし、船が用意してくれる現地ツアー(有料)に参加することもできます。
この現地ツアーが「ショア・エクスカーション」。
今回の「ドリームクルーズ」にも、さまざまなツアーが用意されてました。
ペナンでのツアーだけで8ツアー。
ツアーは3段階の体力レベルに分けられています。
ガイドさんは基本英語で、料金は50〜115シンガポールドル(約3,800〜8,750円)。
オーダーメイドのツアーもお願いできます。
女子好きパステルな家を観光からの食事まで
世界遺産に登録されているペナンの繁華街ジョージタウン。
まずはマレー半島に移住してきた、裕福な中華系移民のプラナカン文化に触れます。
(インド系プラナカンもいますけれど、中心は中華系)
女子好きのするパステルカラー使いの家並み、インテリア。
博物館になってる「ペナン・プラナカン・マンション」に行きます。
もう1軒ブルーの家「チョン・ファッツ・ツィー・マンション」にも寄り、絶妙カラフルなインテリアセンスにウナってきました。
ユニークなストリートアートも観光。
でそのほか、人力車に乗ったりスーパーのぞいたり、お土産を買ったりなぞして…
ペナン満喫の半日が過ぎ、お腹が空いたところで、ニョニャ料理(=中華系プラナカン料理)で夕食です。
プラナカン料理はシンガポールでも食べられますが、ペナンのほうが素朴なイメージ。
↓ 左が、ニョニャ料理の定番メニュー「クエパイティー」。
サクサクしてておいしかったです。
チマキの「バッチャン」も定番。
ねっとりもち米でGOODでした。
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Perut Rumah Nyonya Cuisine(ペルールマ ニョニャ料理)
ビールでほろ酔い気分のまま船に戻ります。
ライティングされた「ゲンティン ドリーム」号待機。
ちなみに、集合時間に遅れると…
船は出港してしまうので、時間厳守!
プーケットも行く3泊4日クルーズ希少
今回の「ドリームクルーズ」、3日めの朝にはタイのプーケット島に着いてます。
シンガポール発の3泊4日クルーズだと、寄港地はペナンだけというツアーばかり。
2ヵ所寄っても同じマレーシアでって感じがほとんどです。
それゆえ3泊4日でアジアンリゾートの代表、ペナンとプーケットに寄る今回の「ドリームクルーズ」はスペシャル濃密!
お得感がハンパありません。
ペナンのプラナカンとはまったく異なるタイ建築。
プーケットの寺院やカシュナッツ工場、ラム工場などなどに出かけます。
「ドリームクルーズ」には、プーケットでのショア・エクスカーションが7コース。
象に乗るツアーや〝ムエタイ〟トレーニングをするツアーなんてのも。
>>「ドリームクルーズ」のプーケットのショア・エクスカーション
↑ 3泊4日ツアーと5泊6日ツアーで内容が異なるので注意
お洒落なラム工場を見学
とてもよかったのがラム工場。
工場見学はシンプルな工程なので、すぐ終わりますが…
経営がフランス人とのことで、モロモロお洒落。
しつらえやボトルだのが絵になります。
プーケットで栽培したサトウキビからつくるラムが、これまた滑らかでおいしい。
100%天然で添加物なし、手づくり…ついつい買っちゃいましたね。
で、併設されたカフェで…
モヒート(ラムベースのカクテル)も呑んじゃいます。
その後、遅めランチを食べ、当然タイのライオンマーク「シンハービール」を呑んで、ゆるゆるご帰艦です。
バー360からバーシティーまでハシゴ
モヒートからのシンハーで、すっかり〝呑みモード〟。
船に戻って、まずは3層吹き抜けの「バー360」へ。
中央のステージでは毎晩、さまざまなショーや生演奏が行われていて、「バー360」だと上から楽しめます。
じつはカジノもこの周辺にあって、とくにギャンブル好きの人たちで盛り上がってました。
そしてワタシは、酒、酒、アルコールです。
8階の吹き抜けを囲むようにしてあるのが「バーシティー」。
老舗ワインメーカーのペンフォールズとのコラボによるヴィンテージワインを堪能できたり…
「ジョニーウォーカーハウス」でラベル違いの飲み比べができたりと楽しめます。
「バブルスシャンパンバー」ではいろいろな銘柄のシャンパンが飲めるという天国。
もちろんカクテルだって呑めます!
シガーバーもあるあたり、さすがのプレミアムクルーズ。
「ドリームクルーズ」はとても気楽でカジュアルですが、ヴィンテージワインやシャンパン、シガー…
〝ラグジュアリー〟感も、さりげに抑えてるところがこころ憎いのでした。
アルコール後のB級グルメがたまらん!
プーケットでのモヒートにはじまり、シャンパン、スコッチと呑みまくりましたが…
これでキャビンに帰るようでは、まだまだです。
船には、毎晩深夜の時間帯に1シンガポールドル(約77円)で!屋台食が食べられる「ブルーラグーン」が!
チャーハン、揚げ物セット、ヌードル系…
もうね…ダイエットは明日から!
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今回乗船した「ゲンティン ドリーム」号には、上の「ブルーラグーン」をはじめたくさんの有料レストランがあります。
無料レストランが3ヵ所もあり、3泊4日なので、正直それだけで十分なのですが。
それでも〝食〟に力を入れてる「ドリームクルーズ」。
とくにオススメのレストランを2軒ご紹介します。
シーフードグリル&プライムステーキハウス by マーク・ベスト
オーストラリアの名シェフ監修のレストラン。 素材を活かしたシンプルな料理なので、万国共通な味。 食べやすい!
シルクロード
本格的高級チャイニーズレストラン。 繊細な味つけの中華料理が食べられる。 23時以降は18歳未満お断りのオトナなエンターテイメントが!
ビューティ&ヘルシーだってOK
夕べはさんざん呑んで、シメまで食べて…
後悔先に立たずな気分。
だが、しかし。
「ドリームクルーズ」には救いの手も用意されているという。
ジムで海を見ながらランニングマシーンを使うもよし、スパで至極のマッサージに身を委ねるもよしなのでした。
至福女子へ。とっておきのスパが2タイプ
さすがの大型客船クルーズ。
船にはアジアンとウエスタン、2タイプのスパがあります。
どちらのスパにもヴァイタリティープールとミストサウナ、ドライサウナの施設があり、トリートメントを受けるゲストは自由に使用可能です。
ワタシはアジアンスパでフットマッサージを受けましたが、たっぷり60分。
力加減も適切で、気持ちよかった!
ちなみに料金60分で55シンガポールドル(約4,200円)。
日本で受けるより少しお安めな感じでしょうか。
クルーズでも太らないゾ!
夜食、食べちゃうわ。
1日最高6食無料で食べられちゃうわで…
クルーズって〝太る〟というのが鉄板。
でも…
ジム行ったりアクティビティ楽しんだりしてたら、そんなことないんですが。
しかもこの「ドリームクルーズ」の船には、ヘルシー料理を提供してくれる「クリスタルライフ キュイジーヌ」なるレストランがあります。
1食この「クリスタルライフ キュイジーヌ」で軽食にしたら、もうね、全然平気。
それでも気になるようなら、水着に着替えてプールにゴーです。
[su_note note_color=”#fffee0″ text_color=”#170000″ radius=”19″]【BUY 1 GET 1 FREE】
飲み物とライトミールのセット(17シンガポールドル)は、1セット注文すると1セット無料。
だから友だちとふたりでのランチがおすすめです。[/su_note]
もちろん船上でのお楽しみも満載
寄港地での観光と船での〝食べる〟〝呑む〟楽しみをお伝えしましたが…
第一弾記事では一部のエンターテイメントもご紹介【ゲンティン ドリーム】号での船旅は評判どおりイケてる!〜乗船記
でも、忘れちゃならぬが、船上アクティビティです。
大人も童心にかえるアクティビティいろいろ
プールサイドのジャクジーでまったりもいいですが、日頃なかなかできないアクティビティに挑戦するのも楽しいです。
おすすめは「ロープコース」で、35mのジップラインで海上をシューっと滑降するの最高。
ただ、ジップラインは風などの天候に左右されるので、乗船したら早めに挑戦を。
「ウォータースライダー」は6コースあり、これまた極上気分。
途中、上がオープンになっていたり、部分的にスケルトンになっているので爽快です。
「ボルダリング」も達成感があっておすすめ。
なんだかんだと身体を動かすと、気分が上がります。
昼も夜もエンターテイメント
「ドリームクルーズ」では毎晩「ゾディアックシアター」やデッキ6〜8中央で、なんらかのパフォーマンスが行われています。
それに加えて、17階のデッキ後方にある「ズークビーチクラブ」でも毎日、面白いエンターテイメントを開催。
3日めは、昼に「泡々パーティ」、夜に「ウォータードラム」演奏〜ダンシングナイトと盛り上がってました。
いや、もうね。
あちこちでいろいろなイベントが行われるので、毎晩キャビンに届く「船内新聞」から目が離せません。
映画の上映会とかもあるし…
ここだけの話のお気に入りスポット
ペナンやプーケットに上陸するのも面白いし、船上アクティビティで汗を流すのも快適。
至福のスパトリートメントが待ってますしね。
でもキャビンでのひとときや、いわゆる船旅、クルーズ感に浸るのも推奨です。
そんなクルーズ気分にぴったりなのが…
デッキ19の「パームコート」が静かで落ち着ける
3,000人以上のゲストが乗船できる大型客船なので、にぎにぎしくってどこかお祭り気分。
でも、ここ「パームコート」は眺めもいいし、静かで、ゆったりできます。
アフタヌーンティー、ハイティーも楽しめ、バーとして一杯呑んでも。
クルーズの優雅な側面を味わうのにうってつけの場所です。
意外な穴場「ロビーカフェ」のカヤトーストがおいしい
その名もずばり、ロビーフロアにあるカフェですが…
この「ロビーカフェ」が意外にすいてます。
なんかボーッとできる。
で、ここのカヤトースト(シンガポールの定番トースト)がおいしい…らしい。
そう。
とても残念なことに、カヤトーストを食べるスペースが、ワタシの胃には残ってませんでした。
でも、このゲンティン ドリーム号を知り尽くしている食いしん坊情報なので、確実でしょう。
やり残したこと多数。
食べていないもの多数。
「ドリームクルーズ」に再挑戦しないと、です。
【関連記事】 乗船記第3弾では、1ランク上の「ゲンティン ドリーム」号の「パレス」をご紹介しています。
【クルーズ船ランクの選び方】緊張しないで豪華客船気分を味わいたい
[blogcard url=”https://tabi-travell.com/cruise-class/”]
「ゲンティン ドリーム」号の全体像の分かる第1弾の記事はコチラ
【ゲンティン ドリーム】号での船旅は評判どおりイケてる!〜乗船記
[blogcard url=”https://tabi-travell.com/gentingdream/”]
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今回のシンガポール発3泊4日の「ドリームクルーズ」。
羽田・関空発着のツアーがあるのでご紹介しておきます。
アジアリゾートクルーズ シンガポール6日間 ペナンとプーケットに行く同様のクルーズで、年末年始のツアーです!
取材協力:ドリームクルーズ日本語公式サイト
この記事を書いたのはトラベルジャーナリスト【旅オモ】管理人プロフィール
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2 件のコメント
はじめまして。
記事にあるフライ&クルーズのバゲジスルーサービスですが、どこを探しても情報がありません。現在も行われているサービスでしょうか?
mino 様
コメントありがとうございます。
ご質問の「フライ&クルーズ」は商品としてあるのではなく、フライ=飛行機 クルーズ=船旅の意味でよく使われる言葉です。
「バゲージスルーサービス」はシンガポールのジュエルでだけで、しかも「ドリームクルーズ」だけが行っているサービスです。
昨年の5月にスタートしたばかりのサービスですから、まだ行われていると思います。
ドリームクルーズにお問い合わせいただければ依頼可能かと。
ただし、別途料金が派生します。
ステキな船旅を!