クルーズの持ち物をシーン別に考えた!便利アイテムとチェックリスト付き

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クルーズ だからといって、旅行の持ち物がいつものトラベルアイテムと大きく変わるわけではありません。

ですが、狭い洗面所を広く使うためのアイテムやあると楽しさが増す双眼鏡など、いくつかクルーズ ならではのアイテムはあります。

でも…いちばん気になるのは、洋服じゃないでしょうか?

ドレスコードがあるのもドキドキするし、ドレスコードが無ければ無いで、何を着れば? と考えます。

洋服は乗船するクルーズ ラインにもよりますが、世界中のクルーズ の80%がカジュアルなものなので、この記事では夏のリゾートカジュアルなクルーズを対象にまとめます(南極などのアドベンチャークルーズは別の記事で)。

もちろん洋服だけでなく、クルーズ旅行するときの持ち物すべてをリストアップしました。

最後に印刷できるチェックリストもつけたので、パッキングを楽しみながらクルーズへの夢をふくらませてください。

*この記事にぴったりのドレスコードのクルーズがコチラ【シンガポール発アジアンクルーズ】濃縮3泊4日のペナン&プーケット巡り

いちばん時間の長いデッキでのスタイル

船の上でのスタイルのイラスト画像

Illustration= Designed by macrovector / Freepik

クルーズでは船上で過ごす時間がいちばん長いです。

タンクトップ+ショートパンツなどのスタイルで全然かまわないのですが、ランチを食べたりショーを観に行ったりを考えて、ちょいシックなコーディネートも1セット用意しましょう。

メンズならポロシャツ+パンツ+デッキシューズくらいのイメージです。

また海に出ると風が強かったり、船内の冷房がキツかったりします。

上に羽織るものは必須アイテム。

ウィンドブレイカーとお洒落めカーディガン各1枚あれば、鉄壁です。

撥水性のあるウィンドブレイカーなら雨具代わりにもなるのでベスト。

メンズはカーディガンではなく、軽いジャケットを用意しておけば何かと便利。

下船してチョイお高めレストランに行くなんてときに、ジャケットがあると助かります。

ポーチについての記事はコチラトラベル洗面ポーチ最強の吊り下げ型はBAGSMART!無印よりおすすめ

クルーズの決め手は速攻マインドチェンジ

プールの持ち物イラスト画像

Illustration= Designed by macrovector / Freepik

長いクルーズでも短いクルーズでも、乗船したらとにかくスグに〝オフ気分〟に切り替えたいですよね。

即効性があるのが、プールでのひと泳ぎ。

いや、水着に着替えてプールサイドに座るだけでいい。

でもプールアイテムって、けっこう荷物の底にあります。

取り出すのが不便。

だから、プールセットをまとめて用意しておくことをおすすめします。

それと帽子やバッグ、サンダル、サングラスは船上でも、下船ツアーでも活躍できるものを準備しましょう。

一石二鳥いや三鳥くらい使えるユーティリティアイテムを選ぶのは、旅行の鉄則です。

もちろんプールには日焼け止めアイテム必須。

クリームだけでなくスプレータイプ、そして飲むタイプと万全な体制で臨みましょう。

男性も背中とかにシミができるとカッコ悪いですから、用心してください。

クルーズのお楽しみ寄港地観光

寄港地での服装イラスト画像

クルーズ旅行のお楽しみは、もちろん船上だけではありません。

寄港地に降り立って、さまざまな見聞を広めるのもまた、楽しです。

デッキで過ごすスタイルと変える必要はありませんが、より動きやすいファッションがおすすめ。

とくに靴は歩きやすい、履きなれたものを。

もちろんビーチに行くならサンダルでもOK。

バッグもデイパックである必要はありませんが、お土産を買う人は大きめバッグがいいかも。

それとスーパーのレジ袋を1,2枚。

割れものや濡れたもの、汚れもの、レジ袋はとにかく持ってると便利です。

船ではランドリーバッグとしても使えます。

船室では上質リラックスウェア

船室での服装イラスト画像

Illustration= Designed by macrovector / Freepik

クルーズでは、船室で過ごす時間もけっこうあります。

選んだ船室タイプによっては〝寝るだけキャビン〟の人もいると思いますが…

予算が許せば、テラス付きの部屋がおすすめ。

知らない人と親しくなるのがクルーズの魅力のひとつですが、長いクルーズであればあるほど疲れもします。

船室のテラスで海を見ながらボゥーっとする時間もいいものです。

そんなときのために、いつもよりチョイ上質なカジュアルウェア、リラックスウェアを用意しましょう。

たとえばパジャマ代わりに、シルクのキャミソール+パンツタイプのペチコートとか。

気分がグッと変わります。

男性なら、コットンTシャツでも番手の高い、細い糸で編んだものとかですね。

後、ルームシューズ(スリッパ)はお忘れなく。

豪華客船でも用意されていない場合があるのは、高級ホテルでもないことがあるのといっしょです。

ビーチサンダルで代用もアリですが、ストッキングやソックスを履くと…足袋状態になるのでご一考を。

スマートカジュアルは自分のために

夕食時の服装画像

Illustration= Designed by macrovector / Freepik

フォーマルディナーの設定がないカジュアルクルーズの場合。

行くレストランを選べば、全然、服装を気にする必要はありません。

で、ときどき見かけるのが〝スマートカジュアル〟というドレスコード。

かなりアイマイな設定ですが…

スマートカジュアル (Smart casual) は、曖昧に定義される服装規定(ドレス・コード)のひとつで、一般的には、きちんとした身なりでありながら、あくまでもインフォーマルな(正式な場面にはふさわしくない)服装のこと。

ーWikipedia

たとえばシャネルスーツとかがそうです。

まぁクルーズでシャネルスーツは着ないでしょうが。

ニットのワンピースもインフォーマルな服装。

とはいえ、いまの感覚だとスマートカジュアルはもっと〝洗練〟〝お洒落〟よりなイメージがします。

だから、自分の気分がアガるちょっとキチンとめのファッションでよいと思います。

女性はワンピースが便利。

たとえ素材がコットンでも、ある程度のキチンと感が演出できますから。

柄物ワンピだとアクセサリーも少なめで済むので便利!

バッグもディナーのために用意する必要はなく、ほかのバッグの流用でいいと思います。

男性の場合は、襟つきシャツくらいが基本でしょうか。

パリッとしたポロシャツなら、全然アリです。

*これはあくまでカジュアルクルーズのお話。フォーマルナイトのドレスコードのあるクルーズではありません。

クルーズの持ち物をバッグによって仕分け

いよいよクルーズ・パッキングのリストです。

クルーズでも長期と短期、日本発着と海外発着とでリストが違ってきますので、各自で調整してください。

期間の長い短いは、おもに服の枚数が変わります。

海外発着のクルーズは乗船地まで飛行機に乗るので、持ち込み制限をチェックしましょう(航空会社や出入国の空港による違いもあるので要注意)。

基本の持ち物はハンドバッグに入れる貴重品・スーツケースにしまう日常品・速攻活躍オーバーナイターです。

日本発着の短期クルーズならば、オーバーナイターはハンドバッグと兼用あるいはスーツケースと兼用の手荷物になるかもしれません。

それ以外は、手荷物としてオーバーナイターサイズのバッグを用意するのがおすすめ。

クルーズは何百人もが一気に乗船するので、自分の荷物が船室に届くまでとても時間がかかります。

そして下船前日にスーツケースなどの大きな荷物を預けることが多いので、着替えた後の服を入れるものが必要です。

また飛行機を利用する場合、フライトの遅延やロストバゲージ(荷物紛失)を頭のすみに入れてちょっとした着替えを用意しておくのが得策。

ですので、快適に旅をつづけるために、1泊分ほどの着替えや洗面用具を入れるオーバーナイターサイズのバッグを用意しましょう。

ハンドバッグに入れるような貴重品

ハンドバッグのイラスト画像

パスポート

クルーズでは下船時に6ヶ月以上の残存期限が必要なことがほとんどです
紛失に備えて、コピーとパスポートサイズの写真を用意しておきましょう

ビザ

日本の国内クルーズなら不要
海外クルーズの場合は要チェックで、船会社主催のオプショナルツアーに参加ならばビザ不要のこともあります

クルーズ乗船券(Eチケット)

事前に届く書類はすべて読んで、必ず確認を

クレジットカード

乗船中の買い物やツアー料金外の飲食などは、乗船カードとサインで済ませ、下船時にクレジットカードで精算
現金でも支払えますが、クレジットカード支払いのほうが早いです
2種類以上のカードを用意しましょう
寄港地でも世界中いちばん使えるVISAかMASTERが便利

日本円と外貨の現金

船内で、日本円→外貨の両替ができることもあります
寄港地での両替は時間ももったいないですし、再両替もメンドウ。クレジットカードで少額チェンジがおすすめ

*海外旅行保険の保険証

海外旅行保険に入ったら、証書を携帯

*予防接種証明書

クルーズの航路によるので、東南アジア、アフリカ、中南米など寄港する国により、事前の案内にしたがって接種が必要

*宅配便送り状控え

日本発着のクルーズで便利な宅配サービス。何かのときに控えは必要

筆記具

貴重品ではないですが、なにかと書類に記入が必要
ボールペンを1-2本、各バッグに入れておくと便利

ハンカチ&ティッシュ

バッグには必須
船室では不要ですが、寄港地のトイレに紙がないこともあるので
ポケットサイズのウェットティッシュもあればなおヨシですが、重たくなるようなら不要

*マークは一部の人のみ

スーツケースにしまう着替えや日用品

パッキングのイラスト画像

着替えの服や洗面用具、常備薬、さまざまありますが、一気にならべて片づければパッキングはすぐ終わります。

最初にもって行く服を決めてしまうのが、おすすめ。

いちばん悩むところなので。

まずは着替え、服類の持ち物から

カジュアルウェア

船上や寄港地で着るファッション

着回しがきくものがおすすめ

カジュアルシック

自分の気分がアガるスマートカジュアル
1枚で雰囲気の変わるワンピースは重宝します
男性は襟つきシャツレベルでOKですが、ジャケットがあればなにかと便利

ブルゾンなど

夏季のリゾート・クルーズでも、海上の風は寒いときがあります
船内の冷房も肌寒い場合があるので、ブルゾンやカーディガンが必要
雨具対策と合わせて、撥水性のあるウィンドブレイカーもあれば完璧

*アクセサリー

イヤリング、ネックレス、リング、時計、スカーフなど
男性はチーフやネクタイ、カフス、時計など

日焼け予防アイテム

帽子、サングラス
船内や寄港地で購入もできます

バッグ

スーツケース以外にもつハンドバッグ、セカンドバッグをうまく兼用したいところ
長期の場合は手荷物としてオーバーナイターの検討も
折りたたみやすいトートバッグがあると、寄港地で便利

カジュアルなスタイル用のサンダルとスニーカー系を1足ずつ
スマートカジュアルに合わせた1足もあれば…ですが、カジュアルスタイルのサンダルと兼用もアリ
男性の場合も同様。こだわる人は革靴を1足

パジャマ

海外のホテル同様パジャマは用意されていないので持参

雨具

折りたたみ傘あるいはポケッタブルのレインコート(豪華客船の場合は船室に用意がある場合も)

*スリッパ

豪華客船でも用意のない場合があります

*水着

船のプールやジャグジー、寄港地のビーチで
*ビーチサンダル

*スポーツウェア

船上のジム利用やスポーツレッスンに参加する場合

*マークは必需品ではないもの

洗面用品〜常備薬などのコマもの

洗面セット

洗顔フォームなど
男性ならシェーバーなど
歯ブラシ・歯みがき
*長期クルーズの場合は爪切り・ヤスリ
吊り下げるタイプの洗面用具入れだと洗面所が広く使えて便利

化粧品

コンパクトな試供品を持参する人もいますが、旅先では使い慣れた化粧品がトラブルなくおすすめ
日焼け止めクリーム、カーマインローションも忘れずに

風邪薬や頭痛薬、胃薬、バンドエイドなど
(船内には医務室があるので神経質になる必要はありません。とくに酔い止めは必ずあります)
防虫スプレーも必須

*シャンプー類

船室に用意されていますが、リンスインシャンプーが多多いので気になる場合はコンディショナーだけでももって行きましょう

*マークは必需品ではないもの

+αアイテムと要注意&便利コマもの

双眼鏡イルカやクジラが見れたり、遠くの島を見たりして楽しめます
10倍レンズくらいは欲しい
望遠レンズのついたカメラをもって行く人は不要
充電器&バッテリーカメラやスマートホンの充電器を忘れると大変!
*スマート本用のモバイルバッテリー
*カメラのバッテリーやメモリーカードも忘れずに
*カメラ一眼レフカメラやビデオ撮影を楽しむ方は
*メガネ or コンタクトスペアがあればベスト
*水筒クラスによりますが、船室でもコーヒー類が飲みたいので、船内のカフェで補充できる水筒があるとグッド
*レジ袋ランドリーバッグとして使え、水着などの濡れもの入れとしても使えます
3,4枚もって行きましょう
*S字フック&マグネットフック限られた船室空間をすっきり有効活用できます
S字フックはバッグやベルト掛けに
マグネットは地図や書類を壁に貼るのに便利
*洗濯用品長期の場合はランドリー利用に、小分け洗剤と洗濯ネットを
小さな物干しおすすめ
短期の場合も、下着やソックスなど に小さな物干しは便利
*エアパッキン通称プチプチ
瓶もの、陶磁器など割れものを買った場合、現地の梱包を補強

*マークは必需品ではないもの

クルーズの持ち物まとめ

旅行の前って、荷物をまとめたりで意外とウンザリします。

でも、せっかくの旅行ですから、楽しみながら用意しましょう。

チェックしながら準備したい人はココから印刷してください→クルーズの持ち物チェックリスト

ワタシも時間があるときは、ハンガーラックにコーディネイトごとにかけて、服をチェックします。

これ、ファッション撮影の前日にスタイリストさんがする作業なのですが、不要不足なものが見つかるのでおすすめです。

でも、ショートクルーズならベッドとかにワァーっと並べるくらいで済みます。

パスポートとチケットとお金(クレジットカード)さえ忘れなければ、後はどうとでもなるくらいに考えて、気楽に準備しましょう。

では、ボン・ボヤージュ!

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