コルドバには「メスキータ」だけを見に行く人が多いかも。
で「メスキータ」の後、目の前にある有名レストランで郷土料理の食事をして次の目的地へ、というのがお決まりのコースっぽい。
せっかくコルドバに来たからにゃ、地のもの、コルドバならではの料理を食べたいですからね。
で、この店「エル・カバージョ・ロホ」もおいしいんだけど…
なんせデカいし、「メスキータ」とこのレストランでコルドバ観光終わりっ!
というのは、ちょっとさみしい。
なので地元客も通う「カサ・エル・ピスト」推し。
「メスキータ」から歩いて10分。
コルドバらしい白壁の家並みやお土産が見つかるショップのある通りを抜けて、レストラン「カサ・エル・ピスト」に行くのがおすすめです。
老舗の「カサ・エル・ピスト」で、名物のコルドバ郷土料理を教わりながら食事を満喫しましょ。
がっつり、おいしいよ〜
目次
コルドバで食べなきゃの郷土料理2品
1880年創業のレストラン「カサ・エル・ピスト」は、約半世紀前にいまのオーナーに譲られました。
譲られたといっても親戚。
名物の郷土料理のレシピもきっちり受け継がれてます。
時代に合わせて多少の変化はつけているものの、150年近い歴史的なローカル料理をまんま食べられるという老舗ならではなのです。
濃厚スープの「サルモレッホ」
コルドバ名物の筆頭が、トマトとパンのクリームスープ「サルモレッホ(8.9ユーロ)」。
夏の冷たいスープですが、刻んだ生ハムもたっぷり入って濃厚です。
食欲を増す一品。
ボリュームたっぷりなので、ほかの料理も食べたいときはシェアで。
看板料理の「ラボ・デ・トロ」
創業以来の看板料理が、オックステールの煮込み料理「ラボ・デ・トロ(14.2ユーロ)」です。
3時間かけて煮込んだ肉には骨のとろみもにじみ出ていて、ジューシーかつ柔らか。
口の中でとろけるウマさです。
コラーゲンもたっぷりであります。
ご飯を食べつつ老舗の歴史を味わう
牛の尻尾の煮込み料理からの闘牛話。
ここコルドバはアンダルシアの中でも闘牛が盛んな土地でした(いまは全体の闘牛人気が少々かげり気味ですが)。
で、この「カサ・エル・ピスト」は闘牛士の御用達店。
人気者の闘牛士がご飯を食べにくるので、職種も階層もいろいろな闘牛士ファンも押し寄せ満員御礼。
いまもお店のコーナーには、闘牛士を讃えるスペースが設けられてます。
いつも混んでるので、いろんな席に座るわけにはいきませんが…
奥の中庭スペースやカウンター周辺にも目をやると、お店の歴史がヒシヒシと伝わってきます。
*コルドバ全体の観光みどころについてはコチラの記事が参考になります→コルドバ観光おすすめコースは、歴史と花香る世界遺産をゆっくり半日
まとめ
Casa el Pisto (Taberna San Migvel) | カサ・エル・ピスト (Taberna San Migvel) |
住所 | Plaza de San Miguel 1, Córdoba, Spain |
営業時間 | 13時〜16時・20時〜23時30分 |
休み | 日・月曜 |
公式サイト | カサ・エル・ピストのサイト |
電話 | +34-957-470-166 |
*料理の値段や営業時間・定休日は変更される場合があります
コルドバの旧市街は閑静で、風情がとってもあるので、ほんとは1泊していただきたい。おすすめのホテルはコチラの記事で→コルドバの高級ホテルおすすめは、心にくさ満点の隠れ家一択【スペイン宿泊記】
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