海外旅行中の通信トラブルを避けるためには、海外SIMカードの入れ替え方法をマスターすることが重要です。
この記事では、SIMカードの入れ替えのタイミングと手順、注意点を詳しく解説。これを読めば、SIMカードの入れ替えがスムーズに行え、快適な海外通信環境を手に入れられます。
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目次
海外SIMカードの入れ替えタイミング
海外SIMカードのベストな交換タイミングは、現地到着後スグ!です。地図アプリや交通情報へのアクセス、いちばん使いたいタイミング。
海外SIM、事前に買ってるよという人
海外旅行、事前にSIMカードを購入しておくととても安心。とくに、海外に到着してからの設定をカンタンに済ませたい人にはおすすめです。事前に購入するSIMカードは、オンラインや出発空港などで手に入れられます。
海外SIMなら現地購入でしょという人
現地でSIMカードを調達するなら、到着後、空港内のカウンターで購入するのが便利です。
いやいや落ち着いてゆっくり設定したい人
空港で購入せず、ホテル到着後にゆっくりとSIMカードをセットしたい人もいますね。
この場合、WiFiがある場所で設定を行うと安心。設定にテマ取っても、ネットで調べながら進められるので、心配せずに取り組めます。
最適なタイミングの選び方
旅行スケジュールを考えて
旅行の日程によって、SIMカードの入れ替えタイミングを選びます。
例えば、短い滞在なら、空港での購入や到着後すぐの設定が便利。長期滞在や複数の都市を訪れる場合は、どのタイミングで交換するかを考える必要があります。
忙しいスケジュールの中で手早く設定を済ませたいなら、事前購入がおすすめです。
通信ニーズに応じたタイミング調整
旅行中しょっちゅうネットを使う予定があるなら、早めにSIMカードを設定しておくと便利。観光の間はネットを使わないなら、ホテルでゆっくり設定するのもアリです。
海外SIMカードの入れ替え手順
海外でSIMカードを入れ替えるのは、少し不安かもですが、カンタンな手順で完了。SIMカードの取り出し方から挿入、設定までを詳しく解説します。
SIMカードを取り出す
SIMカードを取り出すときは、以下の手順を守ることが重要。
- SIMピンを用意(SIMピンがなければ、クリップなどで代用可)
- スマホの電源をオフに
- SIMトレイを引き出す(スマホの側面や上部に小さな穴にSIMピンを差し、軽く押し込む)
- SIMカードをトレイから取り出す
現地のSIMカードを入れる
- 現地のSIMカードをトレイにセット(小さなカットの向きを合わせてセット)
- トレイを戻し、完全に収まるまで押し込む
- スマホの電源を再びオンに
SIMカードをセットするときに金属部分を下向きに。SIMカードトレイは小さく、デリケートなので取り扱いには注意。
APN設定をする
新しい現地のSIMカードに合わせて、スマホにAPN(アクセスポイント名)を登録する必要があります。
- 設定を開く
- モバイルネットワーク or セルラーデータネットワーク、ネットワークとインターネット、接続を選択
- APN or アクセスポイント名をタップし、APN情報を入力(SIMカードの説明書や通信事業者のウェブサイトで確認)
- APNの情報を保存
- スマホを再起動
動作確認の方法とタイミング
APN設定が終わったら、通信が正しくできるか動作確認を行います。
- モバイルデータをオンにする
- インターネットに接続(ウェブサイトが表示されるか確認)
- 動作に問題がないか確認(ネットが遅い、繋がらないなどの問題は、APN設定を見直したり、スマホを再起動することで解決することが多い。ダメなときは通信事業者のサポートセンターに問い合わせを)
海外SIMカード入れ替え前の必須準備
海外SIMカードを利用するには、事前にいくつかの確認と準備が必要です。
- SIMロックの解除(SIMフリーのスマホなら不要)
- SIMカードのサイズ確認
- 自分のスマホで利用できる周波数帯・現地の周波数帯の確認
SIMロックは解除済み?
SIMロックがかかっていると、他のキャリアのSIMカードは使えません。
- SIMロックを確認(スマホの設定や、契約キャリアのサイトから確認できる。iPhoneやAndroidなど確認方法は違うが、契約キャリアのサポートページを参照するのが確実)
- SIMロックを解除(契約キャリアで手続き。オンラインでできることが多い。手続き後、再起動してSIMロックが解除、他国のSIMカードを利用できるようになる)
- SIMロック解除は数日かかる場合があるので、余裕をもって申請
SIMカードのサイズ分かる?
SIMカードにはナノSIM、マイクロSIM、標準SIMなどがあります。自分のスマホで使えるSIMの種類を確認する必要があります。
多くの海外SIMカードは3種類のサイズに対応してますが、確認は大事です。
間違ったサイズのSIMカードをムリに使おうとすると、故障につながるリスクがあるので、気をつけて!
スマホの対応周波数(対応バンド)知ってる?
国によって通信環境が違うので、自分のスマホが対応する周波数(対応バンド)と現地の通信会社の対応周波数を事前に確認する必要があります。
対応していない周波数にSIMカードを挿しても、通信ができなかったり、電波がとても弱かったりすします。
海外SIMカード入れ替えのトラブルシューティング
海外でSIMカードを使うとき、通信がうまく繋がらないことがありますが、ほとんどの場合、カンタンな手順で解決できます。よくあるトラブルとその対処法を紹介!
うまく繋がらないときの対処法
- スマートフォンを再起動(これだけで解決できることが多い)
- SIMカードは正しく挿入されてる?(入れ直し、再起動)
- モバイルデータの設定は?(モバイルデータとデータローミングがオンになっているか確認)
- 機内モードはオフ?
- APN設定が正しいか再確認を
- 通信事業者のサポートに連絡
帰国後のSIMカード切り替えタイミング
帰国後のSIMカード切り替えのタイミングは、空港に到着し機内モードを解除した直後。空港に到着したタイミングで切り替える理由は、国内の通信ネットワークへ速やかに再接続するためです。
帰国後のSIMカード切り替えタイミングについて、以下の2点を解説。
- 帰国後のSIMカード入れ替え手順
- 海外SIMカードのデータの処理方法
帰国後のSIMカード入れ替え手順
帰国後のSIMカードの入れ替えは、空港や他の安全な場所で行うのがおすすめ。
SIMカードを入れ替えるとき、スマートフォンの電源を完全にオフに。端末のSIMトレイを専用のピンやクリップを使用して開けます。海外で使用していたSIMカードを取り外し、国内のSIMカードをセット。
セットが完了したら、SIMトレイを端末に戻し、電源を再びオンに。端末が国内のネットワークに接続されているかチェックし、必要に応じてキャリアのネットワーク設定やAPN設定を行います。
海外SIMカードのデータの処理方法
海外SIMカードのデータ処理は、セキュリティとプライバシー保護のために適切な方法を選ぶ必要があります。使用した海外SIMカードには個人情報が残っている可能性があるので、帰国後はデータのバックアップと消去を行います。
データを安全に消去するには、リセットとデータの完全削除の2つの方法があります。データを消去し、個人情報が第三者に悪用されるリスクを最小限に抑えます。SIMカードを物理的に破壊する方法も、データが読み取られないための手段のひとつ
環境に配慮しリサイクルセンターへ持ち込むのも良い選択肢。
海外SIMカードの基礎知識
海外でスマートフォンを利用するには、海外SIMカードの選択は重要です。海外SIMカードにより、国内キャリアの高額な国際ローミング料金を避ける経済的なメリットがあるからです。
海外SIMカードの基礎知識について、以下3点を解説。
- SIMカードとe-SIMとの違い
- 海外SIMのメリット
- 海外SIMを使う際のデメリット
SIMカードとe-SIMとの違い
SIMカードとe-SIMとの違いは、以下のとおりです。
- SIMカードは携帯電話各社が独自に発行
- e-SIMは組み込み型のSIMで、物理的なカードが不要
- e-SIMは複数のプロファイルを保存できる
SIMカードは物理的なプラスチックカードであり、直接デバイスに挿入して使用する必要があります。一方、e-SIMは物理カードが不要で、デバイス内に組み込まれたチップにデータをダウンロードして使用します。
海外SIMのメリット
海外SIMのメリットは、以下のとおり。
- 通常の国内SIMカードと比較して通信費用を大幅に削減できる
- 現地の通信網を使用するので、高速なインターネット接続ができる
- 現地の電話番号が利用可能になり、国内通話料金で現地の連絡が取れる
- 観光地やビジネスエリアでの接続信頼性が高い
- 複数国をまたぐ旅行でのSIMカードの切り替えが不要な場合もある
以上のメリットから、海外旅行や出張の際に海外SIMの使用をおすすめします。
海外SIMを使う際のデメリット
海外SIMを使うときのデメリットは以下のとおり。
- 高額な初期設定費用や購入コストがかかる場合がある
- 接続の安定性が保証されないことがある
- 言語の障壁や技術的な問題でサポートを受けにくい
- 現地の法規制や通信規格の違いにより、予想外の制限が発生する可能性がある
- SIMカードの紛失や盗難のリスクがあり、対応が困難になることがある
海外SIMを使うデメリットは、適切な準備や対策を事前に行うことで、軽減できます。ただし、完全にリスクを排除することは難しいため、海外SIMを利用するときはデメリットも頭に入れておくことがだいじ。
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海外SIMカードの入手方法
海外SIMカードは、事前にオンラインで購入する方法と、現地で購入する方法があります。それぞれのメリットとデメリットがあるので、自分の旅行スタイルやニーズに合わせて選んでください。それぞれの購入方法について紹介します。
事前にオンラインで購入しとく
- メリット
- ・到着後スグ使える
・比較検討がしやすい
・言語の壁がない
- デメリット
- ・事前準備に時間がかかる
・現地で購入のSIMより割高になることも
・初期設定を自力でやらなくてはならない
おもな購入先を比較すると:
現地で購入すると
- メリット
- ・コストが抑えられる
・実際の通信状況を確認できる
・柔軟なプラン選択が
- デメリット
- ・言語の壁がある
・時間がかかる
空港での購入:多くの国際空港には、到着ロビーにSIMカード販売のカウンターや自動販売機があります。SIMカードカウンターのスタッフが設定を手伝ってくれることも多いので、言語が通じなくてもサポートを受けられることが多い
市内での購入:市内にある通信キャリアの店や電気店でも購入可能。空港にくらべて選択肢が豊富で、価格もやや安いことが多い。とくに長期滞在の場合は、データ量の多いプランやお得な長期プランが選べる多し
海外SIMカードの入れ替えに関するよくある質問
海外SIMカードの入れ替えに関するよくある質問をまとめました。
- 飛行機内での入れ替えはダメ?
- 現地到着後の入れ替えが理想?
- 空港Wi-Fiが使えない場合の対処法は?
海外SIMカードを検討している人は参考にしてください。
飛行機内での入れ替えはダメ?
機内でのSIMカードの入れ替えは避けるべきです。セキュリティと機内の規則遵守の観点から推奨されています。飛行中は電子機器の使用に厳しい制限が設けられているので、SIMカードの入れ替え作業はおすすめできません。
▶︎国際線の機内持ち込み禁止アイテム
また細かい作業中にSIMカードを紛失するリスクや、機器を破損する可能性もあります。安全かつ確実に作業するには、飛行機が着陸しセキュリティが確保された空港やホテルでの入れ替えがベストです。
現地到着後の入れ替えが理想的?
現地に到着してからSIMカードを入れ替えることには、多くのメリットが。空港のような公共の場所では、通信網が安定しているので、設定時のトラブルが少なくなります。また空港内にはSIMカードを販売している店が多く、店員から直接サポートを受けられるので便利です。
到着直後はWi-Fiの使用が限られますが、SIMカードを入れ替えることで、現地のデータ通信をスグに利用できます。通信の利便性やサポートを受けやすいため、旅行や出張にはSIMカードの入れ替えがおすすめです。
空港Wi-Fiが使えない場合の対処法は?
空港Wi-Fiが使えない場合の対処法は、以下のとおり。
- モバイルデータ通信が有効になっているか確認
- 空港内の別のWi-Fiホットスポットを探す
- あらかじめ国際ローミング対応のプランに加入しておく
- 事前にオフラインマップや重要情報をダウンロードしておく
- ポケットWi-Fiやモバイルルーターをレンタルする
- 緊急時用に公衆電話や情報カウンターの場所を把握しておく
空港のWi-Fiが利用できないときには、以上の対処法を実践しましょう。
▶︎海外で安心してWi-Fiを利用するための方法を徹底解説!
まとめ
海外SIMカードの入れ替えは、効率的かつスムーズな通信を行うためにだいじです。入れ替えのタイミングや事前の確認、正しい手順で入れ替えることが大切。機内での入れ替えを避け、現地で入れ替えることで、通信の安定性が保てます。
帰国後は速やかに元のSIMカードへの切り替えを行い、海外SIMカードのデータを適切に管理するのがおすすめ。海外SIMカードを適切に利用し、通信トラブルを避けて快適な旅行にしましょう。
▶︎海外旅行でスマホを賢く安全に使うコツ
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