カテゴリー: 聖書の美術
ヨーロッパの教会や美術館を訪れると、必ず出会うのがキリスト教美術です。
とくに聖書のエピソードに関する美術作品は多いので要チェックなんですが…。
ぶ厚い聖書すべてを読むのは無理。
美術作品によく取り上げられる題材というお約束を知って、聖書のエピソードに触れてみましょう。
【バベルの塔】の絵画といえばブリューゲル1択|ウィーン
ノアの「大洪水」の混乱もひと段落。 人間は〝天まで届くほどの塔をつくろう〟と街づくりに励みます。 で、神さま。 「天まで届くだと! 生意気な。 同じ言葉を話せなくして、塔を建てられなくしてやる!」 と。 コミュニケーショ...
【ノアの方舟】絵画で知る、大洪水から鳩が飛びノアが酔っぱらうまで
旧約聖書の創世記に出てくる有名な話が「ノアの方舟」。 神が人類の堕落に激怒して、大洪水を起こすエピソードですが… 洪水前。 神は〝正しい人〟ノアに命じて大きな舟をつくらせ、地球上さまざまな動物のつがいと家族を乗せて大洪水...
【カインとアベル】の美術|聖書の解釈はどうなん?
カインとアベルの物語。 月9や韓流ドラマにもなった題材なので、なんか兄弟の話とくらいはご存知かと。 人類最初の殺人事件と形容されますが、ジェラシー、嫉妬による事件です。 画家や彫刻家、多くのアーティストが取り上げてる題材...
アダムとイブの絵画|小道具は林檎、蛇、葉っぱで決まり
「聖書」の登場人物で、もっとも有名なカップルといえばアダムとイブ。 旧約聖書「創世記」に、蛇にそそのかされたイブが〝禁断の果実〟である林檎を食べ、アダムにも食べさせるというくだりがあります。 結果、ふたりは〝無垢〟を失い...
天地創造の絵画といえばのミケランジェロ|システィナ礼拝堂
西洋美術鑑賞を楽しむのに知っておくと快適な「聖書」のエピソード。 第一弾は「天地創造」の話です。 旧約聖書「創世記」冒頭、神が世界をつくった6日間。 この天地創造はルネサンスやバロック時代の画家たちに人気のあったテーマで...