パスポートの取得方法!必要書類〜発行までの日数、費用までのすべて

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パスポートのイラスト画像

 

旅の行き先、予算、日程などが見えてきたら「パスポート」を申請しましょう!

パスポートは申請から取得まで1週間はかかりますし、申請には戸籍謄本(こせきとうほん)などが必要です。

だからとにかく、申請。

パスポートの申請準備に入りましょう。

旅行会社のツアーに参加するにも、パスポート番号が必要なケースが多いです。

旅行会社が代わって申請してくれても、お金がかかりますし、最終的には本人が受け取りに行く必要があります。

パスポート取得は〝旅気分〟を盛り上げてもくれるので、まずはパスポートです。

すでにパスポートをもっている人も、期限のチェックを忘れずに!

パスポート取得までの流れ

申請に必要なものの画像

ざっとパスポート取得の流れを見てみます!

必要な申請書類をそろえる

  1. 申請書
  2. 戸籍謄本 or 戸籍抄本
  3. 住民票の写し1通
  4. 顔写真1枚
  5. 申請者の本人確認できるもの(運転免許証など)

パスポート窓口に申請する

*奥さん or ダンナさん、あるいは2親等以内の親族が申請書を提出することもできますが、申請のサインは、パスポート申請者本人がします
*申請を代理会社に依頼することも可能 ← 約5,000円くらいかかる

発行までの最短期間

パスポートは窓口に申請してから、発行されるまで最短で8日間かかります。

土日祝日をのぞく6日間が必要。

海外の家族が病気になったなど、緊急の発給にも応じてくれます。

また、自治体によっては追加料金を払うことで、受け取りまでの期間を最短3日まで短縮できます。

この「早期発給」は限定された自治体のみで、また使用目的も限定されていることが多いので、自分がパスポートを申請する自治体に問い合わせましょう。

パスポートを受け取りに行く

  申請のときに渡される、受領証をもって行きます
  手数料を支払う。本人しか受け取れない。

申請書類をインターネットでゲット

昔は、申請書を取りに行く or その場で記入するなりしなくてはいけませんでしたが、ネット時代。

かんたんにダウンロードできます。

*入力してオンラインで申請できるわけではありません

外務省のサイトから、パスポートの申請書をダウンロード
>>パスポートの申請書をダウンロードするページへ

申請書のダウンロード画面の画像
外務省のサイト、こんな画面が出ます

 

「一般旅券発給申請書(10年・5年)」という書類をダウンロードします。

申請書に入力してサイン

入力はむずかしくないですが、パスポートの種類を決めなくてはなりません。

10年間有効(14,000円) or 5年間有効(9,000円) かです。

〝初めて〟の海外旅行だと…

この先行かないかもというコトもよぎりますよね。

ワタシの実感になりますが、10年間設定は、何度もパスポートを申請しなくてよいので楽。

5年間だと、あっという間に切れる感じがします。

毎回の申請時には、上記の金額に2,000円プラスでかかるのでオススメは10年ものです。

戸籍謄本 or 戸籍抄本を取っておく

戸籍謄本(とうほん)でも戸籍抄本(しょうほん)でもよいのですが、パスポート申請日前6ヵ月以内に作成されたもの。

戸籍謄本 or 戸籍抄本だけ取って、後、申請し忘れるとかダメです!

戸籍謄本 or 戸籍抄本は、本籍地のある市区町村役場に申請して入手します。

本籍地が遠い場合は郵送で取り寄せることもできますし、コンビニで交付できる市区町村もあります>>コンビニ交付をしているか検索

住民票の写しが要らない場合

パスポートの申請には、住民票の写しが1通必要ですが…

  • 住民基本台帳ネットワークシステムを利用する場合
  • 住民登録していない単身赴任先や就学先などの都道府県で申請する場合、申請先によっては不要な場合があるので個々確認しましょう

パスポート写真は自撮りじゃダメなの?

パスポート写真のサイズの画像

パスポート申請用の写真は、サイズなどがとても厳密に決まってます。

でも、カラーでも白黒でもどちらでもOK(2018年に白黒のみに変更の動きありとニュースがありましたが、2019年10月31日現在どちらでもOKのママです)

外務省のサイトを読むとズラーっとリストが書いてあり、やや頭が痛くなるのですが…

ハッキリ本人であると判断できることが肝心!

以下、外務省のサイトに書いてあることをかみ砕いてリストアップしますが…

サイズ以外は常識的に考えれば当然のことばかりなので、ウンザリしないでください。

 

パスポートを申請する本人だけが写っているもの

 

6ヵ月以内に撮影したもの

写真のサイズ

タテ45mm ×ヨコ35mm

 

顔のタテの長さは、写真全体の70-80%(34±2mm)であること

髪型やファッション小物など

正面・帽子ナシ・背景に何も写っていないこと

 

ヘアバンドなど、髪を部分的にでも覆うものはダメ

 

前髪などで、目や顔のパーツ、輪郭が隠れていないこと

 

*外務省のサイトには書いてありませんが、カラーコンタクトもNGです

写真自体について

鮮明な写真であること(ピントが合っていること)

 

明るさやコントラストが適切であること

 

影のないもの

 

背景と人物のさかいめがハッキリしていること

 

変色していないもの、傷や汚れのないもの

 

メガネのレンズに光が反射していないこと

 

ふつうの顔とスゴく違わないこと(大笑いして必要以上に歯が見えているとか)

 

デジタル写真の場合、ギザギザ模様がないもの

 

デジタル写真の場合、写真専用紙を使い、画質が適切であること

 

*当然ながらアプリで修正した写真とかダメです

写真用のアプリは微妙…

上の条件リストを見たら、写真館やパスポート申請所そばの証明写真専門店で撮らねばって思います。

が、待って!

撮影に4〜5,000円かかることも。

ほかに必要ないのに、3枚セットじゃないと売ってくれないとか…もね。

で、便利なアプリを探しましたが…

これまたイマイチ、評判のよいものがありません。

*アンドロイドだと「証明写真アプリ」というアプリがよいようです。

もちろんアプリなど使わずに、サイズきっちり出せればいいのですが、なかなか。

証明写真BOXで撮影

ちなみに証明写真BOXの「Ki-Re-i」の場合は「パスポート用とその他証明用」の2種類セット。

パスポート用の写真が3枚なので、座る位置を少し前後にして撮っておくのがいいと思います。

規格サイズに合わないと困るので。

レギュラータイプで800円。

さらに100〜200円アップで美肌仕上げとかありますが、申請時に却下されない程度にしましょう。

申請はどこへ?

申請書類をそろえたら、住民登録している都道府県のパスポート申請窓口に申請します。

申請してから受け取れるまで、約1週間かかります(土・日・祭日を除く)。

受け取りは本人じゃなきゃダメ

パスポートを受け取りに行くときは:

  • 申請のときに渡された受理票(受領証)
  • 手数料(必要な額の収入証紙・収入印紙を受領証に貼る)

*都道府県によって、現金払いの場合もあるので、申請時に確認しましょう

パスポートの種類 都道府県収入証紙 収入印紙
10年間有効(20歳以上) 2,000円 14,000円 16,000円
5年間有効(12歳以上) 2,000円 9,000円 11,000円
5年間有効(12歳未満) 2,000円 4,000円 6,000円

パスポートは、旅行を思い立ったらスグ取得

パスポートの申請は、写真の規格がちょっとメンドウですが、いたってかんたん。

ただ、少なくとも1度は、本人が出向かなくては取得できません。

海外旅行に行こう! と思ったら、早めにパスポートは取得しておきましょう!

残存期間が半年を切る前に更新!

すでにパスポートを持っている人も、期限のチェックを怠らないように。

期限まで半年を切っていると、入国できない国も多いです。

リマインダーをセットしておくとよいかもです。

パスポートは残存有効期間が1年未満になると更新できます。

早く更新すれば安心ですが、あまり早いと有効期間が短くなってもったいないです。

また、パスポートの残存有効期間が1年以上あり、赴任や留学などで長期滞在する場合は、相談に乗ってもらえます。

 

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