世界一観光客が訪れる街 香港には、超高級ホテルからトレンドのブティックホテルまでがズラリとそろっています.
2019年春にも有名グローバルホテルがオープンしてますし…
でも、近年の大注目はやはり!
本気モードの香港ホテルグループが、どえらい英国人ホテリエを起用し、鳴り物入りでオープンさせた「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」でしょう。
メキメキ存在感UP。
・美しくも歴史的な建物
・ウナる!きめ細やかなサービス
・開放感+細部にこだわった客室
・中華的、点心万歳なアフタヌーンティー……
などなど、隅から隅までビシッと全貌をご紹介いたしましょう。
トップホテリエ、総支配人のダンカン・パーマー氏にインタビューもしてます。
2018年のオープン直後、世界中のさまざまな賞を総ナメにした「ザ・マレー香港」。
宿泊してみた結論は…
ここちよさと最新モードを備えた「ザ・マレー香港」は、なかなかどうして天下無敵! というホテルでありました。
*全貌紹介記事はとても長いので、ご興味のあるところからお読みください。
目次
歴史的建造物「ザ・マレー」ビルディング
数ある香港の超高級ホテルといえど、ペニンシュラをのぞいた多くがガラスウォールの箱でできてます。
まぁシュッとはしてますが、色気はありません。
で「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」は、歴史的建造物に認定された美しくも由緒正しき建物。
建てられたのが1969年なので、近過去です。
絶妙にノスタルジック。
エッジは効いているけど、どこか…やわらかい建築。
いわゆるモダニズム建築っちゅう、バウハウスやル・コルビジエの系譜です。
もともと官庁ビルとして、2011年まで稼働してました。
だから香港の人にもなじみが深い建物。
タクシーで「ホテルのザ・マレーに行って」とお願いしたら…
「あぁ、マレービルディングね」と返されました。
このマレービルディング、じつはエコロジーの先駆け的デザインで、建った当時も多くの賞を受賞してます。
印象的なアーチ、直射日光が入らないように凹みに開けられた窓、そして駐車場など、美しい遺産をそのまま残してリノベートされたのが「ザ・マレー香港」です。
ぐるっと一周してみましたが、とってもエレガントな建物だと感じました。
ヨーロッパの宮殿ホテルとかアジアのコロニアルホテルとも違うんだけど…
建物に惹きつけられるホテルって…そうは、ありません。
便利だが、緑に包まれたロケーション
「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」があるのはセントラル(中環)地区。
香港の金融街×超高級エリアの一等地で、東京でいうと大手町と銀座ミックスみたいな感じでしょうか。
と、そんな立地ながら、香港公園に隣接した「ザ・マレー香港」は緑あふれる景観に抱かれてます。
ザ・ホンコンなビル街の雰囲気とやさしいリラックス空間の両方が味わえる。
で、夜型のワタシに用意されたのは、シティサイドの部屋。
公園側だと夜は真っ暗だからね〜とのことでした。
ナルホド。
(もちろん予約時に希望を伝えれば、好みのサイドに泊まれます)
昼間の緑の景色を楽しみたいと思い、ルーフトップバー「ポッピンジャー」へ。
バーからはビジネスエリアの高層ビル街と香港公園両方の眺望が楽しめます。
と、シティサイドで呑んでしまったので…
↓ 公園の緑が眼にやさしい会議室の写真をお借りしました。
はじめてのゲストでも常連気分のサービス
「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」は27階建ての計336室。
超大型ホテルではないが、けっこう大きい。
客室100ちょいくらいまでのコージーなホテルが好きなワタシですが…
予想と違い、「ザ・マレー香港」の接客の距離感がとてもよかったです。
つかず…離れず…
レセプショニストがチェックイン手続きの流れで、そのまま部屋まで案内してくれます。
ベルさんに替わりません。
これ、思っている以上にストレスフリー。
「お部屋でチェックイン」に似てるけど、「ザ・マレー香港」の流れのほうが好感がもてました。
部屋に着くまでにリクエストしたこともろもろ、手配もしてくれます。
「あ、それはコンシェルジュにお申しつけを」とかいわない。
ちなみに「ザ・マレー香港」では、コンシェルジュを「シティインサイダー」といいます。
ワタシは予約の取れないレストランの予約をお願いしました。
平日のランチではありましたが、取ってくれましたよ!
もちろん何でもかんでもとはいかないでしょうが…
「なかなかのチャレンジではありますが、連絡してみましょう(キリッ)」
と難題に取り組む「シティインサイダー」はクールでした。
なんだろ?
慇懃無礼ではもちろんないし、なれなれし過ぎぬナイスな接客なのです「ザ・マレー香港」のサービスは。
一見さんのゲストでも、常連客のように扱ってくれる感じとでもいうのかな。
ひたすらストレスフリーなザ・マレー香港の客室
客室のカテゴリーは4種類で、スイートは6タイプ。
38平方mの「スーペリアルーム」が最小ですが、全体でいうと50平方m以上の部屋が75%以上とのこと。
ようは、広いってことです。
なにせ香港ですから〝広い〟には特別な意味があります。
部屋にはオーナーのプライベートコレクションのアート作品が飾ってあります。
うーむ、オーナー…
どれだけコレクションを持っているのでしょうか。
部屋はリビングスペースとベッドスペース、バスルーム空間に分かれてます。
窓側の突き出た場所は、ライティングデスクとミニバーなどが置かれた空間です。
仕事もサクサクこなせる
大きな窓は、直射日光が当たらないよう角度をつけた設計で、1994年サステイナブル・アワードを受賞。
そんな由緒正しい正方形の窓が各部屋に2つ以上あり、ベッドからも、デスクからも、バスルームからも、香港のビル群やハーバー、公園を見渡せます。
とワタシが気に入ったのは、デスク両面に置かれた椅子。
電話の向きからして、窓を背にして座るように配置されてはいますが…
ちょっと仕事に飽きたら、窓に向けて座ることもできて快適。
もちろん、ふたり対面で座って話もできます。
・
部屋はスマートテレビなのでデバイスをつないだり、映画をストリーミングしたり、照明をコントロールしたりが可能。
そしてとてもストレスフリーだったのが、館内全域同じパスワードでの無料Wi-Fiです。
部屋を出ると、ロビーやダイニングで接続し直さなきゃナンテことがありません。
充実のバーコーナーの無料ドリンク&スナック
冷蔵庫には「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」オリジナルのクラフトビールやココナッツウォーターが入ってます。
ドリンクのトレンドをばっちり抑えてて、ちょいニンマリ。
ソフトドリンクはすべて無料。
ビールは香港でのクラフトビール先駆者「ヤングマスター」につくってもらってるもの。
後で、呑んでみます!
そしてお約束の「ネスレ」。
お菓子も、食べ放題です。
「ディーン&デルーカ」のナッツ類が3種類もあるのは、得点高い。
トレンドを抑えたルームサービスメニュー
ちなみにルームサービスのメニューもばっちりでした。
シグネチャーメニューとして「和牛のカルパッチョ」「ブッラータチーズ」「海南チキンライス」があります。
コチラも抑えてます、トレンド。
健康志向のツーリストや食事制限のあるゲストのために、オーダーメイドのメニューが作れる栄養士さんも「ザ・マレー香港」にはいるのでした。
快眠と快適とを追求仕様のベッドルーム
ピローメニューがあるのは珍しくないですが、16種類用意されていて、中には28個の磁石を使った「血行促進磁気ピロー」なんていうのもあります。
ベッドパッドは羽毛。
ベッド左のクローゼットがとても広いので、中にスーツケースがしまえたワタシです。
スーツケースが視野から消えると、部屋がスッキリしてとても快適。
ウォーキングクローゼットでなくとも、これなら十分です。
そしてスリッパは、2サイズ。
フカフカで縁も立ってるので、限りなくルームシューズ仕様です。
ランドリーサービスが日に2アイテムまで無料というのは、暑いときには嬉しいサービス。
なんせ香港は蒸しますから!
立派な箱に入って戻ってきたワタシの洗濯物…
Tシャツとソックスって…なんかゴメン。
デザインと機能と〝安全〟のバスルーム
バスルームは広いだけでなく、まず美しい。
でスタイリッシュだと、ときとして使いづらかったりしますが…
その辺りも抜かりはないです。
いちばん感動したのは、バスタブ空間の床に入ったスリット!
スリットを入れれば水はけは断然よくなるのですが、こういうコト、デザイナーはやりたがりません、ふつう。
床はフラットなままのほうが、そりゃ美しい。
でも、水はけのよさは安全にも関わるわけで、せめぎ合いです。
注意深く見なければ気がつかないよう、細心の細さで入れられたスリットにワタシは〝愛〟を感じましたって、大げさか。
ただ、これだけデザインや色の美しさにこだわりつつ、やはりゲストの安全を優先という気持ちが嬉しい!
これってあたりまえのようで、けっこう無視されてるコトです。
シャンプー類は「グロウン・アルケミスト」のもの。
日本ではエストネーションでしか手に入らないかな? たぶん。
それぞれハーブの配合が違っていて、使用感よかったです。
香りが気分にぴったりでした。
シャンプーにはブラックペッパーやセージ、コンディショナーにはカモミールやラベンダー、でどちらにもダマスクローズが入ってるというセンス。
コットンやコームなどが、お重に詰まったおせちのようでチョットおかしかった。
そこまでこだわるんか! という。
バスルームの扉はクリアガラスとスモークガラスに切り替えられます!
カップルでもプライバシー大事の発想。
好感! 軽やかメインダイニング
「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」には、5軒のレストランと2つのバーがあります。
いずれも〝軽やか〟。
エッジィとは違いますが、じつにトレンディです。
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メインダイニングは、ルーフトップレストラン「Popinjays(ポッピンジャー)」。
ロブション出身のフランス人シェフによるモダンヨーロピアン料理なんですが、ルーフトップだから明るくて開放的。
夜景ももちろんきれい。
香港で一番高いICCビル、香港公園、ビクトリアハーバーまでの270℃の景色が楽しめます。
〝風格〟よりも〝心地〟を優先しているのが、やはりイマドキ。
もちろんお料理は〝本格〟です。
「ポッピンジャー」にはオウムの意味があって、隣接する香港公園に、もともと野生のオウムが住んでいたのが由来。
「ポッピンジャー」には〝洒落者〟とか〝おしゃべりする人〟という意味もあるので…
「オウムのように華やかに着飾っておしゃべりしながら楽しんで」という気持ちをこめてのネーミングとか。
広く採られた窓が開放的だから。おしゃべりしながらついつい長居をしそうな予感。
華やかだが重厚ではないって、やっぱり気楽でよいです。
ポップまではいかないけど、かなり攻めてる感じがあります。
ビジネスマンでも、トレンドを意識してる人たちが集まりそう。
「ザ・マレー香港」はアジア最大のアートフェアである「アート・バーゼル香港」と提携しているので、世界中からセンスの塊みたいな人たちが泊まりにきます。
そうしたアートな人たちも満足する〝スタイリッシュさ〟が、「ザ・マレー香港」には求められてるわけで…
で、何度もいうようですが、「ザ・マレー香港」はお洒落ですが、著しくトンがったりエッジィではありません。
〝ほんものの洗練〟を知ってる感。
だから、ワタシのようなスタイリッシュでない人も、ゆったり気分でバーで一杯飲れます。
人気アフタヌーンティーがウケる
アフタヌーンティーは日本に限らず、香港マダムにも大人気。
で「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」も力を入れてますが、これまたナイス! な仕様です。
やはり人気の点心をふんだんに取りこんだ、オリジナルのアフタヌーンティーが楽しめます。
おいしいわ、ボリューミィだわで、なかなか感動的です。
アフタヌーンティー・スタンドは、マレービルの印象的なアーチを模してるとのことで、ココでもこだわり発揮。
色ももちろんゴールドとブラックです。
ザ・ガーデンテラスにて14:30〜16:00サービス
アフターヌーンティーは 「ザ・ガーデンテラス」と並ぶレストラン、「ザ・タイパン」でもいただけます。
この「ザ・タイパン」では、ヨーロピアン〜エスニックまでいろいろな料理を楽しめます。
ワタシは「ザ・タイパン」でアジアンな朝食を食べましたが、朝から気分アゲアゲでしたね。
もちろん香港なので、外に出て朝食を取るのも楽しいですが、忙しいときはやはりホテルで朝食。
おいしいに越したことはありません。
オリジナルのクラフトビールうまし
ホテルのエントランスにある開放的なバー「マレーレーン」。
この「マレーレーン」では、かんたんな食事が一日中できるので、とても便利です。
〝小腹が空いた〟〝食べそびれた〟…けっこうこうしたシチュエーションってありますから。
と、部屋に戻る前に…
ノドがあまりに乾いたので、ビールを呑みます!
香港もごたぶんにもれずクラフトビール流行りです。
なかでも「ヤングマスター」というメーカーが先駆者かつ超人気。
海外にも進出をはじめてるほどですが、「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」のクラフトビールはこのメーカーにつくらせたものです。
ホテルの前にある大きな樹(クスノキの一種)はとても古く歴史のあるものだそうで、この〝Old(古い)〟 〝Valuable(価値ある)〟〝Tree(木)〟にちなんでO.V.Tと名づけられました。
ラベルには、この古い大樹について書かれてます。
爽やかな苦味がおいしいビールでした。
この樹がビールのラベルに書かれている樹↓
特別仕様のウェルネスガイド
「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」には24時間利用できるジムとスパ施設がありますが、スペシャルなのはオリジナルのウェルネスガイドです。
お隣の香港公園を巡るグリーンなジョギングコースの紹介は、東京のホテルによる皇居ランの紹介にも似てますが、香港公園ランはほぼ「ザ・マレー香港」の独占。
ヨガや太極拳セッションも快適。
ホテル専属の栄養士さんによる、各ゲストに合わせたスーパーフードメニューも飽食香港では気になります。
個人的には、スパ設備がインハウス(ホテル内のゲストだけが利用)なので、落ち着いていてよいなと感じました。
ザ・マレーの総支配人は話し出したら止まらない
マネジング・ディレクター、ダンカン・パーマー氏(2019年7月パーマー氏は退官していますが、彼の理念はそのまま継承されています)
35年以上のキャリアを持つホテリエの実績は…
一言、スゴい。
- ロンドンにある世界最古のホテル「ランガム」の大リノベート、再開発を任されてます。
- 同じくロンドンの名門で、富裕層に根強いファンの多い「コンノート」の総支配人に。「コンノート」の総支配人役は100年の歴史上6人しかいません。「コンノート」でもリブランディング、リノベーションを成功させてます。
- やはりロンドンの老舗ホテル「ザ・サボイ」でも再活性プログラムを手がけ業績UP。
とまぁ、書き出したらキリがない実績です。
アジアでの経験も豊富で、かの「ザ・オリエンタル・バンコク」に勤めていたことも…
数々の世界的なラグジュアリーホテルの再開発を手がけてきたわけです。
最大の挑戦は、
ホテルでない建物を生かしつつ
ホテルにしたこと
「マレービルディングは貴重な文化遺産ですから、そのオリジナリティには敬意を払うべきです。
が、マレービルディングが官庁の建物でした。
そうした既存の構造を尊重しつつスペースを見極め、客室やレストランなどの空間を確保しなくてはいけません。
ホテルですから客室などの空間は、絶対、妥協できません。
インターナショナルな人々が集まる香港では、スイートルームがたいへん重要ですからね。とても大きなチャレンジでしたし、実際たいへん困難でしたが、素晴らしいプロジェクトのおかげで完成できました」
ビッグプロジェクトを進めるには
ビジョンの共有だいじ
「オーナーとプロジェクト・マネージメントチームのビジョンが、同じ方向を向いていることが大切です。
ザ・マレーは一貫して〝コンテンポラリー〟であること・〝ユニーク〟な存在であること・そして〝ラグジュアリー〟であることを目指しています。
歴史的な建物のホテルですが、ペニンシュラやマンダリンとは違うトラディショナルを表現しているのです」
ホテルに〝流れ〟をつくること
「ホテルのバーやレストランは、正しいスペースにつくらなくてはいけません。
ゲストはザ・マレーに来て、ルーフトップに行ったり周囲を散策したり…旅をするのです。
そうしたゲストの流れがスムースに行くようでなくては。
通常、300室のホテルならば4機のエレベーターで十分です。
ですがザ・マレーには8機のエレベーターがあります。
それぞれのゲストが滞りなくホテル内を旅していただけるようにです」
〝マッターホルンを目指す〟という意味
パーマー氏はつねづね「ザ・マレーは、香港のホテルのマッターホルンを目指します」と表明してきました。
香港最高峰のホテルを目指すことかなと思いましたが…
「私たちは登山家のチームのように、大きな挑戦をチームとして克服するという意味です。
最高峰登頂は、ひとりでは成し得ません。
ザ・マレーが目指していることも、私ひとりでは到底できることではありません」
ザ・マレーのプロジェクト・チームは多くの素晴らしい人材とコラボレーションもしています。建築設計事務所はもちろん、国際的なフードスタイリストとも連携。
斬新だがこころをつかむアフタヌーンティーやルームサービスのメニューなどなど、彼女とのコラボレーションの成果でしょう。
ホテリエに必要な資質とは
プロに徹する喜びをつねに感じられること
「どこにいても、どんなときでも。
プロフェッショナルでいることに喜びを見出せる。
ゲストにだけでなく、同僚にもです。
ホテルの仕事はチームワークですからね」
まとめ
仕事柄ありがたいことに、さまざまな素晴らしいホテルに泊まらせていただいてますが…
「ザ・マレー香港 ニッコロホテル」は会心のホームランなホテルでした。
ホテルを知り尽くした総支配人のパーマー氏が、選りすぐりの人材を集めて、つくりあげた最高峰ホテル。
言葉にするとちょっと陳腐ですが、微に入り細に入り観察すると見えてきた結論です。
香港には素晴らしいホテルがたくさんありますが、「ザ・マレー香港」は1度泊まっておかないと香港通とは名乗れません。
The Murrey Hong Kong A Niccolo Hotel | ザ・マレー香港 ニッコロホテル |
宿泊料金 | 目安は、時期によりますが5万円くらい ハイシーズンで6万円くらい〜 |
ロケーション | 香港島の中心から少し外れるが、なによりも眺望最高 チェックラップコック国際空港には、車で約45分 |
住所 | 22 Cotton Tree Drive, Central, Hong Kong |
サイト | ザ・マレーの公式サイト |
電話 | +852-3141-8888 |
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