【究極の海外グランピング】現地取材で比較のベスト3をご紹介

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海外グランピングのアイキャッチ

グランピングが盛り上がりの日本ですが、やはり本場の海外でも楽しみたい。

〝グラマラス〟な〝キャンプ〟から生まれた造語にふさわしい、魅惑的な場所を選りすぐりました。

せっかくのキャンプ感なので、大自然というロケーションにもこだわってみました。

世界的に知られたカナダのクレヨコット、知る人ぞ知るサハラ砂漠のエルグ・シガガ、ユニーク極まれりのコスタリカのパクアレ・ロッジです。

いずれも甲乙つけがたしの究極グランピングでござい。

老舗グランピングで、海外のスケール感を堪能

上空から見るクレヨコットのテント

海外サイトでも、グランピングのランキング常連なのが、カナダの「クレヨコット・ウィルダネス・リゾート」です。

バンクーバーから小1時間ほどのクレヨコット。
入江に面したリゾートでは、周辺の海をふくめた広大なエリアを満喫することができます。

クレヨコットのゲスト用テント

ボートで出かける海のお楽しみはホエールウォッチング、ベアウォッチングもちろんフィッシュング。
さらには温泉にも行けちゃうバラエティさです。

ベースキャンプ周辺では、ロッククライミング、パドルボード、初心者いきなり森へ行くの乗馬、おすすめキャニオニングと、老若何女が楽しめるアクティビティが揃ってます。

クレヨコット近くの天然温泉

創業者のコンセプト〝5ツ星の大自然リゾート〟は、当然、食事にもゲストテントのしつらえにも反映。
ぐうたらしたい向きは、アクティブに活動せずとも景色を食事を楽しむだけで十分といえる質の高さです。

クレヨコットの料理

リゾートのポリシーとして、敷地内で携帯電話は繋がらないが、WiFiは各テントで繋がる。
ワーナー・ブラザースの重鎮として活躍していた創業者ならではの、ビジネスマンへの配慮らしい。

▶︎クレヨコット・ウィルダネス・リゾートの公式サイト

アクセスカナダのバンクーバーから水上飛行機で約1時間 
営業毎年5-9月2023年5月18日-9月23日
宿泊最低3泊〜 
料金3,900カナダドル/1泊(約41万円/22.10.2現在)60分のマッサージをふくむ
オールインクルーシブ
テント数25テント・5タイプ 

砂漠のグランピングは海外ならではの醍醐味

夕焼けの砂漠をいくラクダ

ここ「エルグ・シガガ・ラグジュアリー・デザートャンプ」は、フォーシーズンズの元極東エリア局長と現地の遊牧民族ベルベル人がタッグを組んでスタート。
誰よりもラグジュアリーと砂漠の魅力を知るふたりの世界観に魅了されます。

圧巻の夕焼けをラクダに揺られて眺めた後には、驚くほどおいしいモロッコ料理が食べられます。
この料理、砂漠にかまどを掘っての調理という遊牧民的クッキング。
マラケシュ1のレストランに引けを取らないお味でした。

砂漠を掘って作ったかまどの画像

夜は星空のもと、スタッフ一同によるコンサート。
そして精一杯快適に豪華にしつらえられたテントで眠りにつきます。

モロッコでサハラ砂漠を楽しむなら、メルズーガが定番。
なれどツーリスティックなのは否めません。
お金に糸目をつけなければ、世界一のホテル「ラ・マムーニア」のオプショナルツアーもあります。
ラルフローレンかエルメスかという世界線。

ですが、見渡す限り圧巻の砂漠に囲まれて過ごすエルグ・シガガでの時間は、ナンバー1。

ゲストテントの中の様子

もうね、帰りたくなかったですよワタシ。

▶︎エルグ・シガガ・ラグジュアリー・デザートャンプ公式サイト

アクセスマラケシュから
ワルサザード経由で丸1日
カサブランカからキャンプまで3時間のザゴラへのフライトが週2便あり
マラケシュからヘリは11,000USドル
営業通年 
宿泊最低2泊〜 
料金235ユーロ〜/1泊・1名
(約3万3000円/22.10.2現在)
キャメルライドをふくむ
オールインクルーシブ
テント数12(メインキャンプ)・プライベートキャンプ(2名〜)をリクエスト可 

驚愕海外、チェックインもアウトもラフティング!

ラフティングの風景

コスタリカにある「パクアレ・ロッジ」は『ナショナルジオグラフィック』が初めて選出した、世界のユニークロッジにも選ばれたところです。

じつはココ、最初にご紹介のクレヨコットの創業者が教えてくれた場所。
「とにかくワイルドでワクワクするから行ってみるといいよ」と聞いて、未知の国へと出かけました。

コスタリカは美女の多いコーヒーがおいしい中米の国。

そしてこのロッジ、チェックインのために30分ほどのラフティングをしなくては、ロッジにたどりつけません。
スタッフの掛け声で、初めて会うゲストたちとボートを必死で漕ぎながらの到着とあいなります。

ま、ジャングル真っ只中です。

超ロングなジップラインあり、ターザン的アクティビティ満載で、時間を忘れて遊ぶ楽しさを思い出させてもらいました。

ご飯もおいしい。
とんでもなく豪華な料理ではないけれど、満足いく食事と極上のコーヒーが飲めます。

ゲストロッジの室内写真

ちとびっくりしたのが、部屋の窓には…ガラスがない!
虫除けに網は貼ってありますが、ガラスがはまってないので、風向きしだいで廊下に雨が吹き込むことも。

ついでに言うと、各ロッジには電気もありません。カメラやスマホの充電はレセプションでするというワイルドさです。

でもね。
そんなこと、大したことじゃなくなるくらいワイルドになれるので大丈夫。
ワタシもさほどアウトドアな人間ではありませんが、3泊、童心に帰って大いに楽しめました。

▶︎パクアレ・ロッジ公式サイト

アクセスコスタリカの首都サンホセから車で約3時間
+ラフティング約30分
サンホセ送迎あり
営業通年 
料金1,145USドル〜/1泊(約16万6000円/22.10.2現在)サンホセ送迎をふくむ
オールインクルーシブ
ロッジ数20ロッジ・5タイプ 

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